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She was in love with me one day

ばんちゃっす、ロカです。

「言葉をひらく」という言葉があるようで、漢字で書くところを敢えてひらがなにするという意味らしい。

たとえば、「ロカはバカなのかも知れない」を「ロカはバカなのかもしれない」と、「知れない」をひらがなにするという。

これは無意識でやってたことなんだけど、改めていわれると「なるほどなー」と思うところがある。

↑の「いわれると」も言葉をひらいて書いている。これは文章だから喋るはずもなく、もっといえば「語り手」もいないというか、第三者(語り手)を想定している書きかただから「言われている」と書くとちょっと意味が違ってくるなーって思ってひらがなにしてる。

まあ、そんな難しいことを考えずとも自分の好きに書きゃいいんだけど。

逆にひらいていない例はたぶん椎名林檎の歌詞がそうだと思う。それが悪いってわけじゃなくて。結構むつかしい漢字使ってるから。

僕はかなりひらいていると思う。日記でも小説でも。心もそれくらい開けばもっと違う人生をってやかましいわ。

あくまで僕の場合の話だけど、↑のように「難しい」と書いたり「むつかしい」と書いたりして、これはわざとやってるんだけど、「言葉をひらく」っていうよりは「意味をひらく」感じかなぁ。なんか「むつかしい」のほうが読んでてちょっと引っかかるし、でも「難しい」と書くよりは軽い印象を与えるというか。「おれはバカだからよぉ~~~~~」ってニュアンスもあると期待して使い分けてるんだけど。

あとはあれかな、漢字にしちゃうと意味が複数個になっちゃって読者が混乱しちゃったりするのは(辛い:からい・つらい)ひらがなにしてる。文脈で読めともいえるんだけどね。だからどっちが正解とかって話ではない。


……って書いてるとなんかすげぇ考えてるな、オレって思うんだけど、実際は(この記事も)脳死で書いてるからなぁ。大学で死ぬほど小説書いてたからいつの間にか身についたのか。おかげでブラインドタッチもできるようになったし。

でもそれの副作用で長編が書けないままなんだけど。あらかじめ読んでもらってサークルの日にボコボコにされるから、長編だと読むのが間に合わないという理由なんだけど。まあ、一応書いてはいるけど、いまでも書きかたがわかんない。書いてるうちに収縮しちゃって結局「長めの短編」ばっか出来上がる。

新人賞のほとんどは長編で出さなきゃだから、克服したいんだけど……

っていうか今現在、短編のアイデアすら浮かばんぞ。ピィーンチ!!

それじゃ、また。

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