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#21 テンションをあげてくれるもの、それはコスメ

はじめまして、こんにちは、なぁこと申します。
2021年は「継続していく」ことを目標に掲げ、毎週ただただすきなものを紹介していくという連載を年始からはじめました。もはや毎週でもなく、書き方すら変わってきているけど気にしない。すきなもの多すぎて毎度テーマとっ散らかってんな~と思いつつ、つづけるのが大事!というスタンスでやってます。
ランキングではなく、リストから気分でピックアップしてテーマを決めております。
このnoteを偶然見つけ、読んでくださった方のなかに、おなじものがすき!って方がいたらうれしいな〜!という気持ちで更新中です。


#21 テンションあげてくれるもの、それはコスメ

コスメ大好き。ちいさいころからほんとうに大好き。母親のドレッサーにしまわれている口紅やアイシャドウで遊んで何度怒られたか。
今、おとなになって好きな色をつけてもどれだけ塗りたくっても誰にも怒られないし、わたしはわたしのコスメを自由にしまったり取り出したりできるのでやっぱりおとなって最高です。
新しいコスメを買ったり、お気に入りが見つかると、わたしにとっては「はぁ?うっせぇわ」が「はぁ♡仕事がんばろ♡」くらいにテンションが変わる。まさにメタモルフォーゼである。ほんと自己満足だし、ときどきそういうの折ってくる言葉が飛んできたりもしなくもないけれど(年齢のこととかそういうどうしようもないこと)、それでも、この状況下で頻度は減りすぎているものの、百貨店の売り場に足を踏み入れたときに、さまざまなコスメがまざりあういいにおいが鼻先に届き、とりどりのカラーが溢れる空間が目に飛び込んでくると、胸にぶわっときらめきが舞い降りるのを感じてしまう。その時間はふだんの悩みやくさくさと考えていることを忘れさせてくれる魔力に満ちている。もちろん魔力の効き目は永続しないので、結局わたしはそのあいだをつねに行き来している。つまりそれはコスメの沼です。
だとしても、前進させてくれるエネルギーになりえるから、わたしはやっぱりコスメが好き。

マスク生活が始まって一年半、リップはあまり買わなくなった。去年新規に購入した商品はたしか2本。エテュセ リップエディションとGIVENCHY ローズパーフェクトリキッド。容易に思い出せるくらいあまりにも少ない。それでもやっぱりリップはほしくなる。あたらしい気分を呼び寄せるならいちばん手軽で手を伸ばしやすいから。だけど去年はほぼつけていなかった。と思う。正直、去年の記憶があまりない。休校、ステホ、鬼滅の特需で日々が風のように過ぎていってあまり覚えていない。記憶の栞となるイベントなんかもぜんぶなくなってしまったから、ただぱらぱらと本のページをめくっているだけでそこに特筆すべきことはなにも記されていないような…そんな感覚。あるとすれば漠然とした不安と、品切れと重版待ちとを繰り返し続け「鬼滅の在庫ないです」と言うたびに、鉋で木をうすくうすく削りとっていくかのごとく、神経が擦り切れていったことくらい。本屋やる気ないならやめろと言われたり。そんな、やる気はあったけど需要と供給が追いついていなかったんです…泣いた。
だけどやっぱり、マスクとったときの顔色…そしてこの日々を乗りこなすためのわたしの気分…って気がついて、今年はきちんとリップを塗ることにした。なんならファンデーションもいらないわって思って、下地とフェイスパウダーだけで済ませていたけれど、ベースをきちんと作ったほうが顔色もいいから、今はマスクの下もちゃんとメイクしている。気持ちは大事。

さて、そんな2021年上半期にテンションをあげてくれたものもいくつか紹介します。今年出たものばかりではないけれど。

・rom&nd グラスティングウォーターティント #04 VINTAGE OCEAN

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「マスクにつかない」を標榜する商品が増えてきて、正直なにを選んでいいかわからなくなったので、口コミ評価の高い人気のrom&ndのティントを購入。(申し訳ないことにロムアンドのつづり間違えていたので修正しました)
マスクどころか、塗って一分もしないうちに口をつけたカップにもつきません。みんな大好きrom&ndやっぱり強い。マットよりツヤが好きだからこれを選んだんだけど、ツヤはやっぱり持たない。でも色はちゃんと残るからマスクをとっても顔色いいので気に入っている。
今年のはじめはこのブラウン感のある赤でもよかった。今の気分がヌード系に寄っているので下半期は探す旅に出たい。KATE「リップモンスター」が気になるけど、売れすぎてどこにも売ってない。カネボウ~~~!!

・ヴィセリシェ ブラウンズクリーミィペンシル BR302

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めちゃめちゃかわいい。このブラウンズペンシル、どの色もほんとかわいいから試したことないみんなは試してほしい!!わたしはピンクブラウン(下からみっつめ)がよかった。シャドウの色に合わせて選べるのもいい。
冬~春先にかけては、こちらも大好きなCANMAKE「クリーミータッチライナー」05がほぼ毎日出勤していたけれど、アイメイクに関してもヌード感がほしくなってきたのでこれ引いてる。去年からカラーマスカラ、カラーライナーブームでかわいい色味がめちゃめちゃ出ていてその現象自体があがりまくる。でも年齢的に抜けを作りすぎると目元がぼやけるため、これを引くときは黒やネイビーなど濃いめのマスカラをつける。

・TOM FORD アイカラークォード 20 ディスコダスト

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いやー買っちゃったよね。トム様の一万円の粉。ずっと欲しかったけど、高すぎて躊躇していた。でも考えてみて?今マスクしていてほぼほぼ目元しか出ていない状況、目に財力を集中させてもいいんじゃない?いや、そうだよな、そう思ってた。一年前はタッチアップできなかったんだけど、できるようになっていたこともあって舞台飛び降りてみた。
プチプラでもかわいくていいアイシャドウっていっぱいある。エクセル大好き。それでも、色の持ちというか、夕方になっても色のくすまなさに驚いた。ラメ飛びもまったくしない。
はまりそう。ほかの色もほしい。まったく…人間ってやつは一度飛び降りてしまうとつぎからは容易に飛べるようになるので困る。

・MAKE UP FOR EVER ウォータートーン 

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マスクにつかないって言ったって、やっぱり多少はつくものであって…という概念を覆したファンデーション。これにエレガンスのラプードルをはたいて出かけるとほんとうにつかない。ノーズフィットワイヤーの部分は圧がかかるのでしかたがないってかんじでついちゃいますけど。ちなみにラプードルはたいてもマスクにつくファンデはつくので、このファンデーション自体が優秀なのだと思う。
着け心地がかなり軽いからマスクの下でも楽。化粧水か?ってくらい軽く伸びるからメイクも楽。うすく膜が張られたみたいな素肌っぽい仕上がりもほんとうに綺麗。毛穴落ちしているかんじも見受けられない。ただしカバー力を重視する場合には向かない。

ちなみにイエベみたいな顔してここまで書いてきたけれど、実はブルべ夏。でもあんまりそこばかりを気にせずにそのときに使いたい色、つけてみたい色を選んでいます。さすがに「みかん色」とかは絶対無理ってわかるし笑っちゃうほど似合わないから避けるけれど…今はコントロールカラーや下地も豊富で、優秀なものが多いので、いけそうなイエベカラーなら多少ベースの色から操っちゃえばいいのよねって具合に。なじみに関して言えば、パーソナルカラーに合わせたほうがいいのはもちろんわかっているんだけど、気分重視なのでときめくほうに比重を置きたいのですよね。
たくさんのコスメたち、そしてこの状況下でもメイクを楽しめる商品を開発し、世に送り出してくれるブランドやメーカーのみなさん、ほんとうにありがとう!あなたたちがいるから、わたしはわたしでいられるし、わたしがわたしを好きだと言っていいのかもしれないと思わせてくれています。

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