家庭と仕事、そして競技

家庭人として、企業に勤める社会人として、そしてトライアスロンをしている一般アスリートとして、それぞれのカテゴリーに関する意見や、個人的な経験に基づくコツなどを書いていきたいと思います。

まずは、この三つの人格をどのように成り立たせるか、何が難しいのかについてをテーマにできればと思います。

それぞれについて、一つだけをやるのであれば、それなりに大変ではあるものの、複合したことによる難しさはない。主夫、サラリーマン、アスリート、となる。しかし、その三つを全てやろうと思った場合、時と場合によって人格を使い分けることや、複合した人格となることが求められ、時間という唯一絶対的な資源をどう割り振るかについての選択をする「第四の人格」が必要となる。ここで、「ある時間に何をするかの優先順位付け」が必要となる。

自分の場合は、家庭>仕事=練習、くらいのバランスが程良いと思っている。

この理由としては、家庭において、自分の替えは存在しない。子供にとって父親は1人だけだし、妻にとっても夫は1人だけだから、ここを蔑ろにすると、人生の根幹が揺らぐことになる。

仕事は経済的な支柱となる。よって、ここは職を失わない、というのが最低ラインとなる。家庭が緊急事態の場合(例えば今は、次男が生まれた直後の緊急事態)、仕事では最低ラインを維持することだけを考えるようにする。その結果、育休という非常にありがたい制度を活用し、半年間は家庭に集中することとした。

練習については、生活する上ではどうでもいい、となるが、心身の健康のため、自分にとっては必要だ。また、子どもたちに継続して努力することの大切さを伝えることができるのではないかと思っており、長期的な視野でみれば、継続することが良いのではないかと思っている。だから、隙間時間に練習を継続している。例えば今は、朝6時からは家事のオペレーションが始まるため、5時くらいには起きて1時間程度練習、6時までに終わらせる、ということで継続している。やってみれば、かなりしっかりとトレーニングができる。オフ日が必要なくらいだ。長く練習したければ、速く起きればいいというオプションもある。

自粛明けに黙々と練習を積み重ねた結果、自粛前を上回るパフォーマンスに到達することができた。おそらく、ハードなトレーニングを1日やるよりも、継続してできるレベルのトレーニングを積み重ねるほうが、30歳を超えると効果が高いのではないかと思う。

こういったステータスの中で、60代での世界戦優勝を目指してトレーニングを重ねていきたいと思っている。

家庭とトレーニングを疎かにしないための仕事のやり方、時間をかけずに効果を出すトレーニングのやり方、サラリーマン視点での家事について、興味があれば不定期に更新するので見ていただきたいと思います。

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