マガジンのカバー画像

学校で役立つ心理学

107
心理学について実例交えて、わかりやすくまとめてみました!
運営しているクリエイター

#イラスト

「話す割合は相手8:自分2」カタルシス効果

昨日生徒からこんな質問がありました。「先生、会話を上手く続けていくコツは何ですか?」とい…

続続・アドラーの授業「あの夏は帰ってこない」

アドラー心理学の研修会に参加し、それを授業で実践した話を2回に渡って記事にしました。今回…

続•アドラーの授業「あの夏は帰ってこない」

前回の続き。前回の記事を読まれて無い方はコチラもどうぞ▽ アドラー心理学入門の研修会に参…

アドラーの授業「あの夏は帰ってこない」

先日8月の末、環太平洋大学(IPU)さんにお邪魔し、アドラー心理学入門の研修会に参加してき…

Canva×Youtube「面接で使える技術」

Canva企画第3弾です。3年生はいよいよ面接本番が近付いてきています。そこで生徒たちに向けてY…

「ちょっとあの柵で話す?」アフォーダンス理論

放課後、テスト期間ともなると遅くまで残って生徒同士で勉強を教え合っている様子が各教室で見…

「競争相手は誰?」レッドクイーン理論

新年度が始まり多くの学校でクラス開き、つまり新しい担任のもとで新しいクラスがスタートしました。担任の先生方は4月当初から研修、準備を続け、生徒たちが過ごしやすいクラス作りについて頭を悩ましてきたはずです。もちろんこれから実際に1年間かけて理想とする形に生徒たちと一緒になって活動していきますがその道は前途多難です。私も経験がありますが中には「隣のクラスの方がいい」という生徒の声に心を痛めることも…担任の先生の「色」によってクラスの雰囲気は大きく変わってきます。学年主任として一定

「できなければ席替えなし!」損失回避バイアス

2022年も残り1ヶ月半、様々なことにチャレンジしてきました。noteを始めるきっかけになったの…

「それ、いいね♪」ポジティブ・フィードバック

生徒は毎日様々な「事件」を起こしてくれます笑Chromebookを落として画面が割れて修理に出した…

「間違えるなら答えない」ゼロサム思考

僕は生徒に発問(質問)して授業を進めていくスタイルなので授業では必ず1人1回答える機会を与…

「絶対に自分が正しい!」確証バイアス

先生という職業は「ごめんなさい」となかなか言いにくい職業だと思います。僕が幼い頃、教師を…

「無意識にやってみよう」ナッジ理論

文化祭・体育祭を終え、生徒たちの頑張りに感激しました。出し物の準備や応援合戦の練習など以…

「アニメ好きですよね?」サトルクエスチョン

盆休みが近付き、3年生の進路決定に向けての面談もようやく一段落しそうです。担任の先生方、…

「例年通り、よろしく」フリーライダー効果

自分の仕事とは何かを考えると「授業をすること」や「部活動の指導をすること」などまず最初に思いつきます。しかし、それは手段であって目的ではありません。授業・部活動以外にICT推進についての取り組みなどある意味「仕事の枠を超えた新しいこと」を様々挑戦しています。では「何か新しいこと」に挑戦しようと思う人は教員に限らず20〜30代の内、どれくらいの割合いるのか疑問に思い、調べてみました。 2019年5月にUnipos株式会社が調査した結果ですが興味深いのが ①20〜30代のビジ