Riu.

生まれ変わりたくて これからの新しい人生のために これまでの私の人生を残すことにしまし…

Riu.

生まれ変わりたくて これからの新しい人生のために これまでの私の人生を残すことにしました。

最近の記事

降り積もるほどの星を与えたまえ(I just needed love.)_2

初七日、従兄弟たちと大人に内緒で近所の商店へジュースを買いに行った。 私は従兄弟の中で上から二番目の年齢だったから下の子たちを守る為に後ろからついて行った。 商店からの帰り道、小さな橋の上、左側から白い軽自動車が走ってきた。 下の子たちを早く向こう側に渡らせて私は橋の小さな段差に乗った。 運転手は向こう側に子供たちがいる事に気づいて気を遣いながら運転していた。 手前側にいた私には気づかず車が私に当たったようだ。 当たったようだというのは事故の瞬間の事をしっかり覚えておらず、

    • 降り積もるほどの星を与えたまえ(I just needed love.)_1

      私が幼稚園の年長さんになってすぐのこと、 この世界でたった一人だけ純粋に愛してくれた人が亡くなった。 私にとって初めての“人が亡くなる”体験が大好きなおばあちゃん。 何十年も前の話だけど今もとっても鮮明に覚えている。 おばあちゃんはフルタイムで働き、ちょっとだらしないおじいちゃんを支えていた。 子供たちは皆大人になり、その一人が私の母親。 土日になるとお泊まりに呼んでくれて、お料理を教えてくれた。 初めて使った包丁で切った食材はきゅうり。 「右手で包丁を持って、左手で

      • 降り積もるほどの星を与えたまえ(I just needed love.)_0

        幼少期は山と川と海に囲まれて育った田舎娘。 実家が家業を営んでいて「跡取りがー」とか言っているような家。 私はその家の長女として産まれた。 お祖父ちゃんが事業と社会貢献をしていたこともあり、 私に名前を聞いてくる大人はいつも、 「〇〇さんの所のお孫さんね。いつも〇〇さんにはお世話になっています。」 って急にお嬢様扱いされる。 (〇〇さん=お祖父ちゃん) 実際、当時は田舎でいうそこそこお金がある家だったとは思う。 大人になるにつれて周りとの環境の差に気づいたから。 大人たち

      降り積もるほどの星を与えたまえ(I just needed love.)_2

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