【自分歴史】12

振り返るということを、あまりしなかったので新鮮でした。最終回です。

大型店舗の支配人に着任し10ヶ月程度が経ちました。委託している会社からも色々言われたり、自分でクレームを生み出したり、スタッフとギスギスしたり、休みや休憩返上したり。色々ありましたが、今は少し良くなってきたかも、という自負があります。

特に一緒に働く店舗スタッフについて。

ほんとにギスギスしてて、事務所にいるだけで息が詰まる思いでした。

挨拶や整理整頓、経験値があるスタッフには、基本的に自主性をもってもらって判断はするけど答えはスタッフに出してもらうようにしていきました。

私はキャラクター的に、着任したら速攻で理念も行動指針も全て変えて一新するイメージだったらしいですが、そんなすごいことできません。
最低2ヶ月はひっそりしてます。1ヶ月目で日次から週、月次の流れを知って、2ヶ月目で少し改修や対応をして、3ヶ月目で実際に指示する、くらいの方が時間がかかってもスムーズな場合が多かった気がします。

たまにイライラしますけど、まぁそんなもんか。と思うようになれました。

これは今お世話になってる方もおっしゃる中庸の考え方ですが、今の私の解釈はバランスをとる。の一択です。
陰陽ともに必要であり、その可能性をどちらにも感じながら今必要なバランスをとる。

大型店舗では必要なんじゃないかな、と思います。

一部の声をすごく聞いてしまう傾向です。

バッシングしたい、悪いところを指摘したい、自分が正しいと思いたい。

悪が悪とされる現代では、正しさだけが履歴書に書かないなかでも信頼を得れるものとされがちなのではないか、と思っています。

ですが、世の中振り返ってみたら、みんな自分の正義を抱えるから戦争になるわけです。

単純に漫画ワンピースだって、自分たちが正しいと思う人たちが、主人公ルフィ率いる麦わらの海賊団の正義と違うから戦いになるわけです。

歴史を振り返ると、勝ったほうが正義になっていきます。

この勝ったほうというのは、どの状態なのか。

敗者を自分の手で生み出した瞬間なのか。

金銀財宝を手にした瞬間なのか。

大切な人を守りきった瞬間なのか。

解釈は人それぞれだと思います。
日本語には、負けたけど勝った。勝ったけど負けた。という表現がありますが、この勝つということのどこに重きを置くか。

わたしは社会人生活がまだ14年しか経っていないので、世の中からみたらまだまだペーペーですが、勝ち負けだけで評価したくないし、されたくないと思っています。

自分がいかに気持ちよく終われたか、に標準を合わせていきたいので、ある人からみたら負けですし、またある人からみたら勝ちかもしれません。

でも、それくらいフワリとしていたほうが、肩肘張らずに良いのではないか、とここ最近思えるようになりました。

わたしは今年34歳です。

結婚が全てではないと思いますし、子供を生み育てるということに対しては全く望んでいません。
ですが、周りがそう言いません。親族をはじめ、みな「結婚はいつだ」「子供は早い方がいい」と良かれと思ってアドバイスをもらいます。

ちょっと前はそれすら「うざい」と思ってました。

ですが、今は「そういう考えもあるよな」と自分で実践しなくとも、受け入れることができるようになりました。

一つはイエスと受け身でずっと我慢していたことをやめたこと。

一つは環境を変えて、今までとは違う方々とのコミュニティに飛び込んだこと。

そして、自分にある程度の自信がついたこと。

できる方はもっと早く自分で気づいて行動できるのでしょうが、わたしは14年かかって気づきました。
 

そしてまた月日が経つと、自分の中では別の考えが生まれるんだろうな、と思うと、今の自分がおもしろいな、とも思えるようになりました。

私はなんだかんだいいながら、かっこよくてキレイで素敵な女性になりたいし、みんながそうなれば楽しいな、と思っています。
男の子に間違えられていたときには、そんなこと恥ずかしくて言い出せませんでしたが、今は本気でそう思ってます。

まだまだ理想には程遠いですが、日々邁進したいと思います。

宣言みたいになりましたが、宣言することは大切と学びましたので、私は素敵な女性になります!と宣言して自分歴史を終えます。

ありがとうございました🤗

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