見出し画像

クラリネットの楽譜の出版社、どれを選べば良い?曲によっておすすめが違う

こんにちはクラリネット奏者のクズシマです。

クラシックの作品の楽譜って、色々な出版社から販売されていて、どれを使ったらいいのかわかりにくいですよね。値段も違うし、どれを買って良いのか迷ってしまうでしょう。

慣習的になんとなく「この作曲家の作品の楽譜はこの出版社の楽譜を使うのが一般的」と決まっているものが多いです。

恥ずかしながら、私はその事実を音大に入ってはじめて知りました。

音大1年生の時にドビュッシーの第一狂詩曲の楽譜をレッスンでみてもらうことになり、

「受験で演奏したウェーバーの楽譜はヘンレ版を使うと良いって当時の先生が言ってたから!」と、思い購入したところ、
先輩に「ドビュッシーのヘンレ版なんて初めて見た!」と笑われてしまいました。

こういうことって意外とどこでも習わないので、知らないですよね。

この記事ではクラリネットの名作ごとに、どの出版社の楽譜がよく使われているかをまとめてみました。また、購入する楽譜の出版社を選ぶときの考え方についても記しましたので、よろしければ参考にしてみてください。


ここから先は

2,170字
この記事のみ ¥ 250

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?