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自分らしい演奏とは?表現することは難しくない!音楽表現の正体を考えてみた

私がnoteで主宰しているクラリネットサークルでは毎月、おさらい会を開催しています。

おさらい会とは好きな曲や練習中の曲を演奏してして、現段階の成果を発表し合うというものです。今月は初の試みとして「課題曲発表」を行いました。

私が課題として出した曲は簡単なエチュードの1曲でしたが、おそらく全員が初めて見る曲だったと思います。

知らない曲の楽譜を見て、それぞれが読み取ったこと感じたことを演奏しているのを聴かせていただくことで、ひとりひとりの演奏の個性や表現力を感じることができました。

参加したみなさんにとっても、楽譜を表現することについて考える良い機会になったかと思います。

クラシック音楽では、「楽譜通りに演奏すること」がまず第一原則です。そんな中での自分らしい演奏って何?と思ってしまうかもしれません。

しかし、クラシック音楽をじっくり聴いてみると、オーケストラによって演奏が違うことや、プレイヤーによっての“味”を感じることはきっとできるのではないでしょうか。

このコラムではクラシック音楽を演奏するプレイヤーとしての「自分らしい演奏って何?」「表現するってどうゆうこと?」ということについて深堀りしていきます!

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