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今、君に伝えたいこと 1

君をどのくらい待っていたのか
自分でシナリオを作っておいて
忘れるのは人だけではない
月日という時空を超え
気づけば その時が来ていた

今日のこの日がくるまでも
君には苦しみしか与えてこなかった気がする

人は皆 
他者のエネルギーと
自分で決めたことで人生を歩んでいるかのように感じる

しかし 
君は違う

君だけに特別に魅かれたレールを歩むしかない
そのことを自覚しながら
この時をこの社会をこの人生を
歩んでいかねばならない

産みの親も理解できない
親族も理解できない
同じ言語を共有できるものが
君を理解できないことを
受け入れなくてはならない人生

君の魂の歩んできた道上における 
業(ゴウ)という名の重たいものを
ひたすら払っていかねばならない人生

それる道 ゆるむ道 やすむ道がない君には
涙しか友がいなかった

人の間(あいだ)をとってもらうには
人でなくてはいけない

わかってはいるとは思うが

わたしにはできないのだ

もう 世が開ける

準備をしよう

待っているものがいる
歩むべき次の世がある

どんな時も大きく息をすって
声を聞いてくれ
感じてくれ
必ず 側にいる
必ず 共にいる





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