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暇な機内で考える

「漠然と考えてるだけなんですけど、
 いつかは独立したいなって思うんですよね〜」

最近めっちゃ言ってる気がする、この言葉。

お気づきだろうか。
「漠然と」と言うことで、
本当はあんまりちゃんと考えてないことを、
うまく(?)隠す画期的な手口なのである…。
と、今飛行機で反省しています。


全然話は変わって、今、関わる人たちが
ぐっと増えている時期だなって思う。

大学に来てからこういう時期はたまにあって、
波がある。これは、たぶん第三波ぐらい。
そういう時は、大抵は精神が安定してる時期。
別に、それ以外の期間だと
精神不安定とかじゃないけどね…(笑)
なんか、いい流れに乗っているというか、
そんな感じ。

最近は就活の時期ということもあってか、
そんな人たちから将来やりたいことを
聞かれることが多い。
自分の中でうまく言語化されていなかった部分が、
なんとなく話しているうちに言語化されたりして…

って、あれ?これって、ほんとにいい流れ…??

あることについて思考し始めたばかりの、まだかたまりきっていないものを「話す」のは苦手だ。会話がその場しのぎのためのものになってしまって、自分でも望んでいないあらぬ方向に進みだすからだ。

「書く」時は冷静な自分でいられる。その分時間はかかるのだけど、自分がある程度納得できる方向に初めの一歩を向けることができる。

出典は以下

人から将来やりたいことを聞かれる度に
答えてきた「言語化されかけたもの」は、
本当に自分のやりたいこと?
あらぬ方向に進み出してない??

自分が思っていることを話す時、それをそのまま言っているのにそれが嘘になってしまうことがある。そもそも「自分が(表面的に)思っていること」と奥底に隠れている「自分の正直な気持ち」が一致していなかったりして。

2021.12.11のつぶやき①(一部ニュアンス追加)

逃げ癖もある。もっとよくないのは逃げた時にそれを正当化しようとして何かと理由をつける。徐々にそれが自分の本当の気持ちだと錯覚するようになって、「自分が(表面的に)思っていること」と奥底にある「自分の本当の気持ち」に齟齬が出始める。

2021.12.11のつぶやき②(一部ニュアンス追加)


「漠然と」独立したいと思っている。

それは自分が心の奥底から
本当に思っていることじゃないかもしれない。
性格を踏まえると、「漠然と」じゃなく
本当はもっと計画的に、戦略的に考えたいはずだ。
でも、「漠然と」と口に出してしまってきたことで、
それが自分の今の思いだと
錯覚してしまっていないか。
計画的に考えることを放棄していないか。


なんてことを、飛行機の中で考えた。
なんか、機内っていつも思考働いちゃうんだけど、
あれはなんなんだろう?(俺だけ?)
荷物も通信もないからかな。

ということで、
ひさしぶりに「書く」に帰ってこようと思った。
独立して何したいんだろう。
先に自分の力で言語化していく必要がある。
言語化されたら、徐々に「話す」ことも。


ところで知り合いの皆さん、
僕がもし独立して設計事務所を持ったりしたら、
やって欲しい事とかあったりします?


自宅設計して欲しい。
お店出すから設計して欲しい。
地元のまちづくりして欲しい。
一緒に働きたい、雇ってください。
いやお前は下請けやれよ。
などなどあったら一言ください。

一部を除いてちょっと考えてみます。


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