見出し画像

RUSHBALL行ってきました

わたしにとって数億年ぶりのフェス。
同僚に誘われて、6割ぐらい知らないバンドなのに音楽そのものが好きなわたしはいそいそと着いていき、そして最高に尊い時間を過ごしてきました。

8/27と8/28、二日間にわたって泉大津で行われたRUSHBALL。
25周年だそうですね。
存在は知ってたけどそもそもフェスに活発に行くほどアウトドアじゃないわたしは初参戦でした。
バンドが好きで、好きなバンドが出てる同僚に着いて楽しんだ一日目。
終わっての感想。
「やべぇ楽しすぎる」

一日目の目当てはポルカ

だそうなので、他のも楽しみつつ前の方に。この感覚、久しぶりだな。三代目を好きになってからはクラブもライブハウスもフェスも何もかも遠くなってたので、あまりにも新鮮。気持ちいい。
音で内臓が揺れる。空気の揺れを全身で感じる。
爆音なのにうるさいと感じない音、目に突き刺す照明、肌を焼く太陽。何もかもが愛おしくて、目の前にいるバンドマンを知らなくても、聞こえる音楽を知らなくても、振り上げた腕と叫び出す喉が抑えられない。

世界には音と言葉が溢れてて、それらが組み合わさって出来た音楽が好きです。どちらかといえば、音だけの曲より、言葉だけの小説より、合わさった音楽が好きです。
その音楽を全身で浴びれる、文字通り全身で感じるフェスはとても尊かったです。しかも有難いことに、この度のRUSHBALLは断続的な声出しOKでした。ずうっと長いこと出来なかったコール&レスポンス。観客だけでなく、出演したすべてのバンドマンがこの時を待ち望み、そして全身で楽しみ喜んでいるのが分かりました。

同僚の大本命 SUPER BEAVERが出る二日目

というか、あまりにも豪華すぎるタイムテーブルでしたね。わたしの知ってるバンド4割はほぼ二日目に集まってました。
SUPER BEAVERを知ったのは、この同僚からでした。三年ほど前、存在を教えてもらったその時はまだこんなに人気じゃなかったと思うんですが、どこかのアニメかドラマでぶち当てて、気づいたら意識しなくても名前を聞くようになってましたね。驚きました。
そして知らなかったんですが、めちゃくちゃ歴長いバンドだったんですね。
新鮮な気持ちを楽しみたくて、ほぼ前情報なしで挑んだんですがまぁお陰様で。お察しください。わたしの再生履歴はしばらくSUPER BEAVERで埋まります。
ありがとう世界は美しい。

待ち望んだ世界がそこにある

二日間通して、すべてのバンドマンがなかなかにエモいことを言ってくれたので思い出すだけで涙が出そうですが。
およそコロナ禍が始まって二年半。辛い苦しい期間です。ライブに行っても声は出せず、あまつさえ中止になる始末。灰色の人生とはこういうことかと、音楽を愛する誰もが思ったことでしょう。何より、音を作り出す本人たちが絶望を感じたのは言うまでもないことでしょう。

でもみんなが考えて我慢して掴み取ったものが、あの二日間だとするならば。
人生捨てたもんじゃないなって、そう思うんです。

生きててよう。こんな世界があるなら。

ひとりで生きていたならば
ひとりで生きていないから
愛おしさ込み上げるほどの「大切」に
出会えたんじゃないか
こだわって生きると 今一度言い切るよ
原動力はずっと ひとりで生きていないこと
SUPER BEAVER「ひとりで生きていたならば」

わたしの人生に、ここに、音楽は常にある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?