いれぶん著|40代から手に入れる最高の生き方
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今回はKADOKAWAさんから2022年8月1日に出版された、いれぶんさんの『40代から手に入れる「最高の生き方」』をご紹介したいと思います。
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。
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それでは本題です。
今回ご紹介する書籍の著者、いれぶんさんという方は、Twitterをやられている方なら知ってる方も多いと思うのですが、現在フォロワー数が82,000人を超えるインフルエンサーの方なんです。
そんないれぶんさんが書かれた本書は、よくある時間術のノウハウや、投資のノウハウ、そういったテクニックが書かれている本ではなくて、ノウハウを生かすための考え方が書かれている1冊になってます。
本書はタイトルに「40代」と書かれていますが、30代や20代、もっと上の50代や60代の方が読んでも、「最高の生き方」を手に入れるための考え方を学べる書籍になっていると思います。
今の日本は、なかなか経済成長も見込めず、それに加えて円安に物価高、そして少子化に超高齢化社会などで、停滞と衰退の一途をたどっていて、なんとなく閉塞感があると思うんですよ。
そんな日本に住む今の40代は、元気がないと思うんです。
本書にも書いてあるんですが、40代になると仕事では責任が増えて、中間管理職になる方が多いと思います。
毎日が上司と部下の板挟みで、ストレスは増えたのに収入はなかなか増えない。
残業は増える一方で疲れる毎日。
私生活でも、子供たちの進学の費用や学費で支出はかさみ、経済面でも余裕がなくなって、夫婦の会話はお金の話ばかり。
そんな40代の方も多いんじゃないでしょうか。
そんな状態だから何か新しいことに挑戦する気も起きないし、そんな余裕も生まれない。
ただただ惰性で同じ毎日を繰り返しているだけ。
それでも将来への不安と言うのは残ってしまう。
そんな悪循環に陥っている人も多いと思うんです。
実際にいれぶんさんも、2年前まではどん底だったそうです。
それがたった2年で信じられないくらい人生が好転して、「最高の生き方」を手に入れたんです。
そのためには「時間の余裕」「お金の余裕」「心の余裕」が必要だと、いれぶんさんは言ってるんです。
本書は、それを手に入れるための、コツや考え方を、余すことなく書かれた1冊になってます。
その中から厳選して、3つお伝えしたいと思います。
80%でこなす
私生活でも仕事でも、予想外の出来事、イレギュラーな事と言うのはよく起こると思うんですよ。
そのイレギュラーなことが起こったときに、慌ててパニックにならないように、あらかじめイレギュラーなことが起こることを想定して、織り込んでおくことが大事なんです。
要するに、いつイレギュラーなことが起こってもいいように、20%の余力を残しておくと言うことです。
例えば、夜、家族との食事の予定があるとします。そんな日は、絶対に残業したくないじゃないですか。定時で帰りたいですよね。そのために仕事を全力でこなして、最初の予定通り進んでいるとします。残りあと2時間と言う時に「上司からちょっと話がある」と言われて30分のロス。さらに終わりがけに、「明日の会議で使う資料をまとめてほしい」と言われて、土壇場で予定が崩れて、残業が決定してしまう。
こういった経験ってあると思うんですよ。
では、なんでこんなことが起きてしまうのか。
それは、時間目一杯で予定を組んでしまっているからなんです。
パーキンソンの法則と言って、人は与えられた時間やお金というのは、目一杯使ってしまう傾向にあるんです。
これを防ぐためには先取りするしかないんです。
お金であれば、余ったら貯金するのではなくて、先に貯金に回してしまうんです。
これと同じで、時間もイレギュラーなことが起こると想定して、8時間のうちの20%を先にイレギュラーなことに回してしまうんです。
つまり最初からないものとして考えるんです。
そうすることで、イレギュラーなことが起こっても対応できるし、もしイレギュラーなことが起こらなかったとしても、時間が余るので、その時間を使ってプラスアルファの仕事ができるようになるんです。
迷ったら進む
人生は選択と決断の連続ですよね。
そんな中で人は常に迷っているんですよ。
前に進むのか、現状を維持するのか。
それは答えがないからです。
人は、自分が選んだ道が正しいかどうかなんてわからないんです。
答えなんてないんです。
だから迷ってしまうんです。
そうやって迷ってるうちに、人は考えすぎてしまうんです。
考えれば考えるほど、「やれない理由」や「できない理由」を探してしまうんです。
そうやって、ほとんどの人が現状維持を選んでしまうんです。
ですが、前に進んだほうがいいんです。
それは、いろんなことに挑戦する回数が増えて、経験値も増えるからです。
失敗を恐れて前に進めない人もいるかもしれませんが、失敗と言うのは挑戦してる証拠だし、成長には欠かせないものなんです。
「最高の生き方」を手に入れるためには、現状維持ではなく前に進まなきゃいけないんです。
やりたい事はやる
歳を重ねていくと、やりたいことがあっても、仕事が忙しくて時間がなかったり、子供に手がかかってなかなか自由が利かなかったり、金銭的にも余裕がなかったりで、やりたいことを諦めている人も、多いんじゃないでしょうか。
そういったことを理由に、先ほどもお話しした、やれない理由やできない理由を、作ってしまっていると思うんですよ。
やれない理由やできない理由と言うのは、簡単に思い浮かぶし、いくらでも出てくるんです。
ですが、やらない後悔よりもやる後悔の方が人生は充実するんです。
人は挑戦したことを後悔するよりも、何も行動せずにやらなかったことを後悔する方が、後々まで強く引きずってしまうんです。
やりたかったことに挑戦して、たとえ失敗したとしても、それは自分の成長にもつながりますし、挑戦したことで諦めもつくじゃないですか。
ですが、やりたいことをやらなかった後悔というのは、「あのとき、挑戦しておけば…」とか、さらに歳を重ねたときに「もっと若い時にやっておけばよかった…」と後悔してしまうんです。
あの時やっておけばよかったと思うのなら、やりたい事は今すぐやったほうがいいんです。
人生というのは一分一秒、死に向かっていってるんです。
今日が人生で1番若い日なんですから、やるなら1番若い今しかないんです。
私も同じ40代、本書を読んで、まだまだこれからやれる事はたくさんあるんだと改めて実感しました。
本書の主張である「時間の余裕」「お金の余裕」「心の余裕」を手に入れて、この先の人生をもっと充実させたものにしていきたいと思いました。
みなさんもぜひ本書を手に取っていただいて、「最高の生き方」を手に入れる考え方やヒントを見つけてもらえればと思います。
今回は以上です
最後まで聞いていただきありがとうございます
それでは素敵な1日を
読書家のヒデでした
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