4年続いた悪夢、まだ続いている悪夢

ここ数日体調不良が続き、倒れていた。
コロナやインフルエンザが流行っている中、「ただの風邪」と診断された。ただの風邪流行らせてやろうか。

ストレスによりここ3ヶ月ほど眠れない日が続き、先日心療内科で入眠障害と診断された。
眠れても1日多くて3時間。その3時間には必ずある夢を見る。

夢というのは、人の記憶に沿って映像化されるのが普通だそうなのだ。過去に訪れた場所、思い出などがハイライトムービーのように流れるという。

私は今、3ヶ月「同じ場所」での夢を見る。
そこは記憶に全く無く、土地や建物内の構造は今まで見たこともない場所なのである。しかし嫌に現実的で、夢らしく派手なイベントが起こったりもしない。
ただ街の中を、ゆるやかに過ごしていくのだ。

天候は必ず曇り。大きな道路のすぐ傍にある建物(学校?)に私は通っていた。
クラスメイトも現実で知っているような人は一切おらず、まるでその時だけ全くの別人になっているような感覚である。
自転車で通学しており、とても大きな川沿いを走り、道路を渡り学校に着く。家から約30分ほどの場所に学校はあった。
その街には大きな大きな池があり、その上にコンクリートの薄い床が張られ上を歩くことが出来る。
ころどころ1メートル四方の四角い穴が空いており、そこから除くと濁った池の深くでとても大きな、道の生物が泳ぎ蠢いていた。これはいつ見ても怖い。

いつも一緒にいる友人がいた。背は低く、寝癖を整えないボサっとした髪型にメガネを掛けていて、笑う時は片方の口が吊り上がりまるで何かを企んでいるようだった。

今までに、遠い県外まで学校行事で宿泊しに行ったり、川で遊んだり、自転車で爆走したり、大きなモールを探検したりとまるで学生のような青い思い出が夢の中で確立されていた。
しかし必ず、必ず同じ場所なのである。

私は過去にも、同じ夢を4年間見続けていた事がある。
家庭内暴力によりボロボロの奴隷のような生活をしていた時だった。
東京タワーをつまめるほどの、とてつもなく大きな黒い機械の塊から隠れ続けるというものだった。
どんなに隠れても、どんなに逃げても、必ず見つかりそこで夢が覚める。
文章だと客観的に見えるので大したことは無いように思えるが、当時小学4年生の私にとってはとても恐ろしく震えるような悪夢だった。

こういったものは、必ずどこかしらで現実世界の心境、環境などがリンクしているそうで、意味のあるものらしい。



夢占いのしがいのあるお話でした。興味があれば今した話を夢占いで調べてみてください。

最近、落語とマインスイーパーにハマっている。
お迎えが近いのかもしれない。