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K-POPオタクがなにわ男子に沼落ちした話

なにわ男子に沼落ちしてもうすぐ2年。
今さらですが記録として、沼落ちブログを残しておこうと思います。

23歳にして生まれてはじめてジャニオタになった女の話、トイレのお供にでも読んでいただければ幸いです。


K-POPオタク遍歴

ジャニーズにハマる余地もないような限界K-POPオタクがどうして突然なにわ男子に沼落ちしてしまったのか。

ひとまずK-POPオタク歴を整理します。

2007年頃(小学生)
母親の影響で東方神起にハマる。

2010年(中1)
本格的なK-POPの日本上陸とともに、私自身もK-POPへの熱が高まり、韓国語の勉強を開始。

2010~2015年(中1から高3)
ただひたすらK-POPと韓国語の勉強に打ち込む。

高3、担任に「韓国語の勉強は大学生になってからやればいいから、今は大学受験英語をやってください」と諭される。

2016年(大学1年)
SEVENTEENにドハマりする。
はじめて行ったコンサートで号泣する。

2017年(大学2年)
韓国ソウルに10ヶ月留学。学校に通いつつ、SEVENTEENとLovelyzを中心にオタ活に明け暮れる。

2018年~2019年(大学3年から4年)
バイト代がほとんどSEVENTEENのグッズ・チケット・遠征費に消えていく。月6~7万程度の収入だったのに、いま考えてもどうやってお金を捻出していたのか本当に謎。

小学生からのK-POP好きが高じて、「韓国留学経験がある」「韓国語がある程度できる」という人間ができあがりましたが、いろいろあって内定のないまま大学を卒業しました。

2020年


新卒就活に失敗して卒業後しばらくフリーターだった頃、学生時代からお世話になっていた書店で引き続きアルバイトをしていました。
ジャニーズ掲載の雑誌情報が出ると、本屋には予約の問い合わせが殺到するため、ある程度はジャニーズJr.を含むグループとメンバー名を把握しておく必要があり、なにわ男子もその中で認識していたグループのひとつでした。

なにわ男子は当時、アイドル誌やTVガイドの表紙を飾ることが増えはじめ、「なにわ男子表紙の○○を予約したいんですけど!」というお客さんも多かったと記憶しています。

リア垢(括弧内のぼかしは自分の名前)

当時、こんなツイートをしていたようですが、今思えばこれって盛大なフラグ立てだと思う。

2021年

3月


昔からジャニーズが好きだった友人から
「最近、地元でジャニーズJr.が映画撮影をしているらしい」という話を聞きました。

が、それがなにわ男子のメンバーであることも知らなかった上に、
なにより「大橋和也が可愛い」以外にジャニーズJr.に関する知識がまるで無いので

「へぇそうなのか」と聞き流していました。

後の推しになるとはつゆ知らず……

10月


その年の夏に書店を退社し、書籍・雑誌とは無縁の仕事に就いたため、その後なにわ男子に関する続報を得ることはまったくありませんでしたが、
さすがになにわ男子CDデビューとなると、普段あまりテレビを見ない私も各SNSでその姿を見るようになりました。

新型コロナウイルスのワクチン接種のために2日間仕事を休んでいる間、ひたすらTikTokを徘徊する中で、その少し前になにわ男子が出演したしゃべくり007の切り抜きに巡り合います。

その中で長尾謙杜さんの「カブトムシ!クワガタ!」にウケてしまい、それからしばらく長尾さんのことが忘れられなくなります。

顔が好きだと言っていた大橋さんの「プリン食べ過ぎてお尻ぷりんぷりん」を見て、

(あれ?なにわ男子ってもしかして何年か前に行列のできる法律相談所に水色の衣装着て出てなかったっけ…?)と思い、

🔍️なにわ男子 行列のできる法律相談所

やっぱりそうだーー!!
高校生メンバーたちが練習室の床で宿題やってたり、関西Jr.には決まった練習室がないと嘆いていたあの子たちがなにわ男子だ!!!!!

そこからなにわ男子が気になり出して動画を見ているうちに、TikTokのアルゴリズムにまんまと引っ掛かり、(大橋くんって面白キャラっぽいけど結構オールマイティーなアイドルなんだな……)(てかなにわ男子全員歌上手すぎないか??)(グループとしてのバランスが良すぎる……)などと思っているうちに、スクロールしてもしてもなにわ男子の動画が続く現象が起こりはじめます。こうなったらもう沼。

たまたま大阪に旅行に行くことがあったのですが、彼氏を差し置いて人の行き交う梅田で看板の写真を撮るほどには、なにわ男子を意識する生活になりはじめていました。

2022年

1月

長尾謙杜主演Amazon Primeオリジナル映画「HOMESTAY」予告映像公開!

オッ!長尾くん映画なんて撮ってたのね!

ちょっと待って???????

見覚えのある風景ばかりが出てくるのですが……

昔からジャニーズが好きだった友人から
「地元でジャニーズJr.が映画撮影をしているらしい」という話を聞きました。

ゑ~~~~~~~!?!?

そう、その地元で映画撮影をしている「ジャニーズJr.」こそが
のちに「カブトムシ!クワガタ!」で目が離せなくなった長尾謙杜だったのです。

そうなるともう長尾くんへの親近感と「広島に来てくれてありがとう」の気持ちが止まらない。
映画が長尾担になることが決定したひとつの理由でもありました。

2月


なにわ男子に対する熱が収まることはなく、ついにファンクラブ入会を決意。もう後戻りはできないんだと決済ボタンを押しました。

この頃にはもうこんな感じでした


あの、沼落ちってどこまで書けばいいですか…?(突然)

生まれてこのかたジャニーズに一度も足を踏み込んだことのなかったうえに、人生をK-POPに狂わされた女をジャニオタに仕立ててしまうなにわ男子さんの魅力と、この女のチョロさが伝わったでしょうか……。


ここから少し趣旨を変えて、
私が思う「ジャニーズを好きになって感じたギャップ」について書いてみようと思います。

●K-POPオタクが思うジャニーズ文化のいいところ

1.日本語を喋る

当たり前だと言われても仕方ないのですが、
K-POPの場合には、コンテンツを楽しむ前に言語という壁を乗り越える必要があったために、私自身韓国語の勉強にはたくさんの時間をかけました。もちろん解説・字幕をつけてくれるオタクもいるし、最近では公式から日本語字幕付きコンテンツが出ることもありますが、本国のオタクとは同じ条件でのオタ活ではないことにずっともどかしさを感じていました。

それが突然「推しが自分と同じ言語を喋っている」「自分の言語でコンテンツが発信される」となったために、もはやそれだけで感動を覚えてしまうのです。

でもこれってジャニーズが好きな日本国外の人たちにとっては同様に言語という障壁が立ちはだかるんですよね。
だから言語の壁を越えてオタ活してる全人類みんな偉すぎる!

2.日本のテレビにめっちゃ出る

これも当たり前といえば当たり前なのですが。

最近ではK-POPグループに日本人メンバーがいたり、日本人メンバーがいなくとも日本活動を精力的に行うグループが多いので、日本の音楽番組で目にする機会も増えましたが、

ジャニーズの場合には、日本の音楽番組だけでなくバラエティ・ドラマ・CMと毎日なにかしらの供給があることに改めて気づかされました。

また、これによって周りの理解を得やすいというのもひとつです。
これまでは初対面の人や職場でそこまで関係性の深くない人と自分のオタク話をする際、

「アイドルとか好きなの?」
「韓国のSEVENTEENってグループが好きで…」
「そうなんだ…(←知らないので展開できる話題がない)」

がデフォルトすぎてすっかり慣れてしまっていたのですが、

「なにわ男子が好きで…」というと
「最近メンバーの子がドラマ出てるよね?」
「今朝めざましテレビで見たよ」

という会話のキャッチボールが成り立つようになったのです!!!(泣)

3.チケットやグッズが安い

これは私の主観であり、あくまで「K-POPアイドルと比べて」ですのであしからず。

先日、1週間のうちになにわ男子とSEVENTEENの両方のコンサート行くことがあったのですが、各種手数料込みでチケット代が5,000円くらい違ってびっくりしました。
もちろん会場のキャパなんかも全然違うので同条件で比較するには至りませんが。

また、推しの写真が選べて180円で買えるということにも感動しました。
今までランダムトレカにいくらお金と労力を費やしてきたと思ってるんですか!?

●ジャニーズ文化よりK-POP文化の方がいいなと思うところ

1.音楽サブスク

もうこれは先人たちが幾度となく論議を重ねてきたことなので、私のような新参者が口出しできるものではないと重々承知しておりますが、CDがないと音楽が聴けないというのはかなりカルチャーショックでした。

もちろんK-POPオタクをしながらCDも毎回買ってましたが、K-POPオタクにとってCD(アルバム)って音楽を聴くためというよりもブックレットや特典を楽しむものという認識が強くて、レコード会社もそういうものとして売り出している気がします。

だから音楽はサブスクの音源やSNSなどを通して音楽が浸透し、「日常のなかで自然と聴いている」という状態が作り出すことでファンを獲得しているんではないかなと思います。

2.チッケム文化

全ケポオタ兼ジャニオタが叫んでいる、ジャニーズさん早くチッケム導入して(泣)

チッケムとは직(直)と캠(Cam)を合わせた造語で、音楽番組でのパフォーマンス中にメンバーそれぞれ専用のカメラが、1曲フルでそのメンバーだけを追い続けた映像のことです。

参考資料としてSEVENTEENのディノさん置いておきますので全人類見てほしいです。

普段の音楽番組のカメラでは抜かれない、そのメンバーのパートではない部分のパフォーマンスや表情が見られるので多分世界中のオタクが好きなコンテンツだと思います。(主語デカ)

なにわ男子も期間限定配信の映像として初心LOVEのチッケム(推しカメラ)がありましたが、私は全部の曲の長尾謙杜の顔と所作の美しさが拝みたいです。よろしくお願いします。

3.やっぱりトレカは欲しい

散々ランダムトレカへの労力がどうのとか言ってましたが、結局「名刺サイズの持ち歩ける推し」は欲しいのです。

アルバムを開封するときトレカが出てくるのが当たり前になりすぎて、何も封入されてないのにちょっとドキドキする自分がいます。

A4クリアファイルいらないからトレカください!!!!(禁句)

さいごに

散々自分語りをした挙げ句に、偉そうにオタク文化の比較なんかして本当に申し訳ありませんでした。

まとめるつもりが全然まとまっていない記事になってしまいましたが、こんなオタクもいるのねぇと思って受け止めていただければ幸いです。

これからK-POPオタク→ジャニオタ
そしてジャニオタ→K-POPオタクとなる、
それから両方の掛け持ちとなるオタクの皆さんが心も身体も健やかに推し活できますように!


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