見出し画像

1/27土曜:ワークをやってみよう(②何が原因なのか探ってっみる)


おはようございます、1/27土曜日です。
どんな朝を迎えてますでしょうか。

毎週土曜日は「ワークをやってみよう」と題してます。

さて、かつて貯金はあまりなく、なのにキャラグッズオタクで年間数十万使ってた私ですが、今は一千万の貯蓄を達成することができました。

ここでは、認知行動療法を使って「何で買ってしまうのか、その根本的な欲求」を探すワークをしていきます。

買ってしまうだけでなく、つい動画やドラマをずっと見てしまうことや、ついつい食べてしまうことも仕組みは似ています。

そこに隠された「欲求」を考えていき、ストレスの元になっている原因に気づいていく事が目的です。



1. 前回の振り返り


前回は最近買ったグッズ(対象のモノは、自分が辞めたい習慣に置き換えてください)を紙に書き出してもらい、買った理由と、買った日の出来事を一行くらいで書いてもらいました。

これは認知行動療法の「機能分析」を使い「この行動から何を得たかったのか」を考えていくためです。

今日はこの書いてもらった表を使って「何を得たかったのか」考えていこうと思います。

2. ワーク《何が原因なのかさかのぼってみる》


*このワークについて注意事項

私は専門家ではありません。
自分が辞めたい習慣である「グッズをたくさん買う」「タバコを吸う」「漫画をずっと読み続けてしまう…」等を解決する為に本などを読み自己解釈した方法になります。

考察の仕方

前回は、できた表を眺めて何を思ったのか、感情と行動にどういう関連性がありそうか最後に考えてみてもらいました。

今回は自分の行動に「何でだろう?」と問いかけてみて下さい。
けして「何で買ったんだ!」とはしないで

その日の出来事から、湧き上がって来る感情を、俯瞰的に眺めてみて下さい。

湧き上がってくる感情を眺めると言っても、あまりピンとこないことが多いと思います。
次に架空の人で事例を出してみますので、参考にしてみて下さい。

3. 事例から考えてみる


(仮称)A子さんの事例

A子さんは29歳の会社員で、新卒で入ってからずっと同じ会社にいます。3年前からキャラクターグッズにハマり爆買いしてましたが、30歳も見えてきてそろそろ辞めようと思っています。

しかし通販サイトのお知らせやSNSで持ってる人を見ると欲しくなり、また友達と休日イベントにも行く予定を立てているので、中々辞めれないでいました。

今日もつい限定グッズを箱買いしてしまったので、自分の行動を振り返ってみようとノートに「最近買ったグッズ」・「何で買ったのか」・「今日あったこと」を書き出しはじめました。

買ったものは「限定グッズを箱買い」です。もう箱買いはしないと決めたばかりだったので、がっかり。

しかし、俯瞰的に「何でだろう?」と自身に問いかけます。
今日あったことには、「とてもムカついた、上司がクソ」とかなり過激に書いていました。
 
昨日も上司から嫌な事を言われてむしゃくしゃしていた事を思い出しました。

何でむしゃくしゃしてたか、振り返ってみると「一つのミスをぐちぐち言われるのが腹が立った」、「ミスを指摘されて恥ずかしい。こんな間違いをするなんて」そんな気持ちが湧き上がります。

すると「気分が落ち込んでた?」そんな考えがよぎります。
そして「しっかりやらないとダメなのに」と自己嫌悪を感じました。

そう言えば先週キャラグッズを通販で買った時も、その日「計算ミスして恥ずかしいと感じてた」と思い出します。

「ミスをして恥ずかしい気持ちを隠したくてキャラグッズを買ってたの…?」

A子さんの中から出てきた答えに驚きました。


4. まとめ


このA子さんは「何を得たかったのか」といいますと「恥ずかしい気持ちを隠す(一時的に忘れる)こと」が得たかったことになります。言い換えると憂さ晴らしになります。

皆さんも「何を得たかったのか」を少しでも感じれたら今回のワークは十分です。
お疲れ様でした。

先に説明しますが、これはまだ心の表層です。
さらに「なぜ隠したと思うのか?」に探って行きますがそれは次回になります。

一度に答えが出ないとは思います。
無理やり理由を付ける必要はありませんし、ミスして恥ずかしく感じるのは誰しもあります。

A子さんが困るのは、そこから自分でコントロールができないくらい、モノを購入することに繋がってる点です。
そしてミスしなければ買わなくなるのかと言えば、そうではないと思います。
なぜなら表層上の原因ではなく、価値観に根付いてる「根本的な原因」が解決出来てないからです。

5. 次回


次回の2/2土曜は、ワークをやってみよう(③本当はどんな気持ち?)です。

それではまた次でお会いしましょう!
良い一日を!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?