Workman女子、いいなあ...!!

こんにちは、r2です。

今回はWorkman女子ってスゴイ!と思ったという話をします。

私は普通のいち若者でしかないのですが、家族が家業をしていた(廃業済み)関係上、首都圏のベッドタウンの中の駅前という立地(地元でもあります)に、家族が空き物件を保有しております。都市開発法上の区画整理で商業圏エリアとされていることから、固定資産税が非常に高く年間90万近くの税金を支払っており、いわゆる「キャッシュフローの垂れ流し」状態であり、頭を抱えています。

そうした事情もあり、フランチャイズ店というものに興味を持ち、リサーチをする機会が多くあります。少しでもイケてるところがあると聞くと、ついついチェックしてしまうのです。その中でもうちの地元にとても親和性があるなあと感じるものを見つけてしまいました。言わずと知れた、Workman女子ですね。

アパレル業界というのは調べていくと、近年とても業界再編が進んでいて、移り変わりが激しいです。理由は、バブルの終焉と共にデジタル時代に訪れたライフスタイルの変化です。

お金が飛び交っていた時代は、伊勢丹や高島屋を中心とする、高級小売や百貨店が駅前にあり、様々なライフステージに対応した洋服が並んでいました。会社勤めのサラリーマンや女性はデートや冠婚、子供のために高級服を購入することもあったと想像しています。つまり、ハレの日のためにレンタル、シェアをするという習慣がまだなかったために実店舗で高額な買い物をするというビジネス形態が、地方、特にうちの地元のようなベッドタウンのエリアでも成立したんです。

しかし現在は、低価格で質の良いものを提供するプチプラと言われるような戦略を手法とするアパレルが目立ち、人生の多くの日常、ケの日においては安く手に入るユニクロ、GUはもちろんのこと、しまむらや、中国ネットアパレル大手のSHEINなど、安価でカジュアルな所で購入する機会が多いですね。つまりベッドタウンに高価格でファッション性重視のブランドはいらないという時代なんです。

Workmanというお店が目立っているのは最近になってからのお話です。もともと作業服の会社であるだけに高機能でさらには安価、しかもデザインもダサくないということで、たちまち地方の人たちに受け入れられました。機能性を重視するブランドはNIKEやAddidasなど、高単価なものが多いですので、安価でかつ機能性重視というスタイルは他にはない優位性ですよね。しかし、客層はどうしても男性客、さらには山関係、建築関係の方が多くなってしまったと思います。

もちろん、Workman本部も新規顧客層の獲得には腐心するでしょうから、すぐにWorkman女子が現れました。低価格の姿勢にはこだわりながら、雨の滴を弾く耐水性に優れた素材を使った機能重視のカジュアルな服装で勝負というのは、非常に隙がないですよね。薄利多売という意味で、百均のアパレルバージョンになり得ます。女性客や子供も確実に買うようになるでしょうし、男性客ももちろん見込めます。最近の知名度、露出度、話題性、どれをとっても、うちの立地からすると最強ですね。

Workman女子はSNSでも盛り上がってますから、今後の展開は恐ろしく、うちの立地に欲しくてしょうがないです。お金さえあれば…w.



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?