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【新型コロナウイルス感染症】原因は?症状は?感染者数は?対策は?パンデミックとは?【まとめ】

ニューイヤーを迎えて間もなく2020年最大の驚異となっている新型コロナウィルス感染症


ここまで治まることがなく、なおも全国、全世界に拡大を広げている新型コロナウィルス感染症ですが、その原因は?症状は?感染者数は?対策は?と言った疑問をまとめてみました。


そして、今回の騒動に欠かせない「パンデミック」という言葉も紹介していきます。


新型コロナウィルス感染症とは

2019年12月初旬に中国の武漢で感染が確認されたのが新型コロナウィルス感染症

新型とあるように2020年に大流行しているコロナウィルスは「2019年新型コロナウィルス」で、「コロナウィルス」の発見は1960年代。


もともとコロナウィルスは風邪や呼吸器感染症を引き起こすウィルスとして、風邪の原因の10%ほどを占めている。


潜伏期間は2~4日で、すでに世界中に蔓延していて発生頻度も毎年確認されている。


このコロナウィルスを起源に2019年に感染が確認されたのが、巷を騒がせている「新型コロナウィルス感染症」です。


コロナウィルスも進化している?

コロナウィルスは名前を変えて今までも世界中に蔓延し、犠牲者を出し続けてきた。

それというのも誰もが聞いた事がある「SARS(サーズ)」や「MERS(マーズ)」もそれぞれSARSコロナウィルスとMERSコロナウィルスが原因の感染症です。

SARS(サーズ)は2002年に中国広東省で発見されてから中国を軸に世界中に拡大感染し、半年間掛けて終息を迎えたが、最終的に全世界916人の死者を出した。
MERS(マーズ)は2012年にイギリスで発見され、2015年に韓国・中国へ拡大感染し初期対応に失敗、2019年11月までに858人の死者を出していて、未だに猛威を振るっている。

共に潜伏期間は最長で10~14日となっている。


この呼吸器症候群を引き起こすウィルスが時代をまたいで、姿を変えて、今回2019年新型コロナウィルス感染症として拡大感染しようとしています。


新型コロナウィルス感染症の原因

新型コロナウィルスは2019年12月に中国の武漢にて初めての感染者が確認されてから武漢が閉鎖されるまで2カ月近くかかっています。

この間にも武漢へ行き交う人は多く、外国人の旅行者も多くいたはずです。

感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と接触感染が一番多く、無症状や軽症の人からの感染例があるので、12日間という長い潜伏期間を考えると症状がない人も拡散対策が必要ですね。

感染の種類

飛沫感染する順番
①感染者のくしゃみ、つば
②他の人の口や鼻
③吸い込み感染
接触感染する順番
①感染者がくしゃみや咳を押さえた手
②触れた物にウイルスが付着
③他の人が触りウィルスが移る
④口や鼻を触ると粘膜から感染


新型コロナウィルス感染症の症状

新型コロナウィルスはその症状が1週間ほど続く事が多く、季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなるが、罹患しても軽症であったり、治癒する例も多い。

症状の種類

①発熱
②せき(呼吸器症状)
③強いだるさ(倦怠感)
④呼吸困難
⑤息切れ
⑥下痢

※重度の症状になると・・・

①肺炎
②心臓・腎臓の機能不全

新型コロナウィルス感染者で死亡した人のほとんどが高血圧、糖尿病などの心血管疾患の持病を持ち、感染した際に起きたサイトカイン放出症候群(サイトカインストーム)により重篤化して死に至っている。


新型コロナウィルス感染症の感染者数は?

新型コロナウィルスの感染者は日に日に日本国内でも数を増している

その感染者数は、チャーター機での帰国者やクルーズ船の乗客を除いても2020年2月末までに227人が報告されている。


更にはクルーズ船の乗客乗員705人、チャーター機で帰国した人が14人、
この人数を合わせると日本国内の感染者は946人にものぼる。


一方、韓国の感染者は2,000人を超えたが、死者は13人にとどまっている。


また、新型コロナウィルスの感染源となった中国では2月28日の時点では、7万8824人もの人に感染が広がり、死者に至っては2,788人まで増えてしまっている。 

この感染者数と死者数が、もし日本でだったらと思うとゾッとする。


新型コロナウィルス感染症の対策

新型コロナウィルス感染症をこれ以上日本国内に広める前に一人一人の対策意識が大事になってきます

拡大感染の対策

①うがい
②手洗い
③マスク着用
④咳エチケット(くしゃみの際、袖で口や鼻を覆うなど)

上記の事は当たり前のようですが、やはりその当たり前が一番効果があるようです。

相談・受診の目安

①風邪や37.5℃以上の発熱が4日以上続く
②強いだるさ(倦怠感)
③息苦しさ(呼吸困難)

以下に該当する人は上記の症状が2日以上続いたら医師に相談・受診を検討しましょう。

①高齢者
②糖尿病、心不全、呼吸器疾患がある
③透析を受けてる
④免疫抑制剤や抗がん剤等の治療中


新型コロナウィルス感染症はパンデミックと呼ばないのか?

パンデミックとはある感染症が世界中で大流行すること

今、中国を中心に感染の拡大を広げている新型コロナウィルス感染症。


すでにアジア、ヨーロッパへと徐々に拡大感染をしているが、この状態をパンデミックを呼ぶのか?


パンデミックの宣言は世界保健機関(WHO)が行うが、新型コロナウィルス感染症に関しては未だ、パンデミックの宣言はされていない。


2009年に新型インフルエンザが世界で流行した時にWHOは「すべての人類が脅威にさらされている」とパンデミックの宣言をしました。


しかし、実際の新型インフルエンザは驚異的な毒性は持っておらず、弱毒性だという事で世界中で大流行するも被害としてはパンデミックに匹敵する程ではなかった。


つまり、今回の新型コロナウィルス感染症でのパンデミック宣言を過去の失敗から学んで、見極めが慎重になっているのかも知れません。


新型コロナウィルス感染症の関連動画

まとめ

世界で流行し始めている新型コロナウィルスのまとめ記事でしたが、いかがだったでしょうか?

今回の新型コロナウィルス感染症の流行で怖いものは、もちろんウィルスの恐怖もありますが、何より怖いのは関連動画でも言っているようにメディアの非常識な煽りだと思います。


ウィルスに対してはしっかりと原因や症状を知った上で対策をしましょう。


メディアの非常識な煽りに対しては、自分自身でもしっかりと情報収集した上で、自分で考えて判断して行きましょう。

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