ホタテの矢印 Go to fisterra #11ジョギングしてみた

2019年 10月19日 次の町 Labouheyre（ラブエール）までずっと、ずっっっと高速道路と松林の間の一本道でそれが37km続く。

代わり映えの無い景色は非常につまらないと感じることもあったが、車もほとんど来ない一本道というのはそれはそれで楽しいもんだ。

クラクションのファンファーレ

一本道を蛍光色のザックカバーを付けて、人が歩いていたら目立つだろう、なにせ黄色の蛍光色が車も通らない道路を、歩いている。

かなり後方からでも視認しやすいと思う、後ろから撮られていたら良い絵になったんじゃないだろうか？

目の良い人たちならなおさらだと思う、まあ　何が言いたいかというと

目が良くて背の高い車に乗っている、輸送トラックの運ちゃんが高速道路をかなりの数走ってるんです。

彼らは僕を見かけるたびに、リズミカルにクラクションを鳴らしたり、人によっては窓を開けて、手を振りながら何か叫んでくれる。

晴れ時々雨という不安定な天気の今日は、普段より気分が沈みがちだったが、彼らのおかげで元気がでた。

日本人からしたら常識はずれの行為かもしれないが、不用意なクラクションも交通法違反だし…　高速で前走ってる人はびっくりするし…

でもその一瞬の「ほんの一瞬」の出会いというか、ある意味コミュニケーションのためにとってくれたアクションは、案外人の心に響くものだ。

「袖触れ合うも多生のご縁」と言う言葉があるが

袖触れ合うほど近くなくても、場合によっては相手の為になることがあるのは、面白いなと思いました。

ジョギング

彼らのおかげなのか、天気が落ち着きピーカン照りに…

昼飯にサラミとチーズをライ麦食パンでサンドウィッチにしてほお張り、しめのバナナ！！　バナナは最高です。

天気も良いし、応援してもらったし、バナナ美味しいし、なんか身体軽くて元気が出てきたので、ジョギングできる気がしてきた

ヨッシャーとヤル気を出して、空に向かって叫びながらジョギングすること数分…　結構きつかったｗ　荷物総合15kgほどの重しを持って走ると、ふくらはぎがすぐにカッチカチになってしまう。

インターバル制にしたら思ったよりスムーズに行ったが、37km工程の道でやることじゃないなと後半に気づいた。かなり来た疲労が身体の動きを鈍くして、とてもしんどかった。

正直ジョギングなんて考えた自分を少し恨んだ…

LABOUHEYRE

ラブエールの町は小さかったが、とても綺麗な町だった。

ALUBERUGUE（宿）が開いてますようにと祈りながら、表で見た宿を訪ねたら…またもや開いてなかった。

オフシーズンは開いてないっぽい

一応ピンポン押してみたらおじいさんが中にいたので、助かったと一息…　また途方にくれるところだったw

宿を探していることを伝えると、表にのってなかったALBERGUEを紹介してくれて、そこはオーナーさんが居たので泊めてもらえることになった。

なんだかんだ今日も助かった。

宿代は20€と高めだったが昨日安く済んだし、めっちゃ綺麗な宿貸切だし、今日走ったから疲れてるので全然OK　No problem .　

なんなら走ったご褒美に、良いレストランで肉を食べようと

夜ご飯に20€（2400円程）使いましたとさｗ

パテ　豚のステーキ　フライドポテト　サラダ　パン　梨のティラミス

自分のモチベーションのためには大事だよねｗ