ホタテの矢印 Go to fisterra #56松の香りに包まれて
2019 12月3日 Olveira(オルベイラ)という街まで33.4kmの道のり。
今日の朝は起きるのが遅めになってしまった。朝から昨日買ったサラミとチーズとパンをほうばり出発した。
久しぶりに30km越えの距離を歩くのに、遅めになってしまったのでなるべく急ぎたいものです。
kiさんはもっと遅めでしたが(笑)
今日の道
1人で出発して暫く歩くと、ダニエルが向かいから歩いてきてハグをした。なんでそっちから歩いてるの?と聞いたらカフェに行きたいと言っていた。
のんびり屋だな~と思いながら、またねと言葉を交わす。
黙々と歩いていくと、途中のカフェに、ダリオンとクレアが居たので、お互いにフィステーラに向かうんだ~と思いながら(多分)、笑顔で手を降りあった。
そこから少し歩いた所に、フィステーラに向かう道と、フィステーラの北に位地するムシアという街に行くのか、分岐した道案内の石碑が並んでいた。
ムシアによってからフィステーラに向かう予定だった僕は、ムシア方面へと歩きだす。
天気がすごく良い日だったので、少し暑いくらいだった…
管理された松林の中を歩くのはとても気分がいい…
松の香りは、僕の気持ちを前向きなものにさせてくれる。七年前の巡礼のときもうすうすと感じていた、とても心地よい香り。
ラベンダーの次に好きな香りかもしれない…
巡礼だけでなく、高3の夏に友達とママチャリで琵琶湖一周したときも、僕に元気をくれた。
途中で座り込んでサラミをかじるのは、とても気分が良かった。
日が傾き始めたら急に寒くなってきた…
12月なのに暖かくなってきたのがおかしいくらいなのだが、寒いのは苦手だ… 少し寒くて歩くペースが落ちてしまったが、黙々と歩き続けて街に到着した。
Olveira
この街には何もなく、ALBERGUEが1軒あるだけだった(笑)宿というよりは人の家で、気のいいおばあちゃんが対応してくれた。
僕以外に巡礼者はいなくて、息子さんと、中学生くらいの孫さんがいて結構気まずかったが、しばらくしたらkiさんが来たので、ホッとした。
ベッドはシングルベッドで久しぶりに広々と寝れるのが心地よかった。kiさんとの二人部屋なので、寒いのが難点だったがとてもいい宿だった。
夜ご飯におばあちゃんが作ったハンバーガーを食べた。5€しましたが、しっかりと作ってくれて、とても美味しかったです。
明日はムシア、明後日はフィステーラ…
巡礼が終わってしまうな~と思って寝ました。
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