休日と早朝の飯11
干物漬魚を導入する試み、オールドスタイルラーメン、反動のパン
かますが一尾100円で売っていたので初めて食べた。食べてみて安かった理由が分かった。小骨が多い。普段干物を食べないせいで不慣れなのもあって、小骨を毟っている間に米も汁物も冷めてしまった。味はいい。
ヒガシマルのラーメンスープを使ってみたくて、スープが付いていなくて袋麺くらいの時間と水量で茹でられるラーメンはどこに売っているのかと探していたら業務スーパーにあった。
干物に何を合わせたらいいのか分からないまま並べて、江戸時代か何かの再現レシピか？と思った。
辛み抜きに失敗すると新玉ねぎでも辛いと分かった。スライサーを使った方がいい。
昭和のラーメン然としたラーメンを作りたくなってナルトとメンマを買った。叉焼は丁度いいサイズのものが見当たらなかったので、代わりに鶏ハムを作って入れた。スープもシンプルな醤油味にしたかったのでそうした。今まで作った中で最もラーメンらしい見た目のラーメンになって、嬉しいので日がな自画自賛していた。
江戸時代から昭和くらいまで進んだ。スライサーを使って新玉ねぎの繊維を断つようにスライスしてカンタン酢に漬けて一晩置いたら辛味は抜けた。
生海苔を入れすぎた。半分で良かった。
キャベツを入れすぎて山盛りになってしまった。
干物や漬魚を導入するには薄味の常備菜か何かが必要なのかもしれない。一食で二日分くらい塩分を取った気がする。
レトルトおでんは別に薄味ではなかったし、練り物も魚だ。
動く気が起きなかったのでピザを食いながら漫画を読んだ。コーラも付けた。
最近『工場リーマンの「ジスイ日記」』というチャンネルの動画を眺めている。喋り方は落ち着いていて、奇をてらおうとしている風ではない。しかし取っ手の取れた鍋をペンチで掴んだり、調理中に置き場に困った鍋を玄関に直置きしたり、ザルを使わずに蕎麦を洗って蒸し器に盛り付けたりと突然豪快な解決策が出てくる時がある。一気に五人前くらい食っていたりもする。それが落ち着いたナレーションと相まって、なんとも言えない面白さを感じるのだった。