見出し画像

顔だけ天使はえらい!

ヨーロッパの絵画_宗教画を観ると天使がたくさん描かれています。

顔だけ天使の存在に気がつきましたか!?

うっすらと描かれた顔だけ天使を、私はずっと「遠近法で描かれて省略されてるのね」と思っていました。「顔だけでなんだか気持ち悪いし!」とも思っていたのでした。

でも!でも!でも!それは、大間違いだったんです!!

天使の位は9段階あって、頂点に立つ天使は6枚の翼のはえた顔だけの姿。2枚の羽根で顔を覆い、つぎの2枚で足を覆い、残りの2枚で飛び回る。

天使は、人間に似ているほど下っ端天使で、位が高いほど人間の姿とは離れた姿なんですって。

そう理解して絵を見てみると、神様に近い上空に顔だけ天使がいっぱい浮遊してる!

マリア様を下から支えているのは手足のある下級天使たちです。なんだか力仕事っぽい。

下級天使は神様の使いっ走り的な存在で、俗世界に接する機会が多いから人間に似た姿なんだとか。。。誘惑も多いから堕天使になってしまう天使も多かったみたいです。

天使3
「天」の漢字をモチーフに中級天使をベースにして、
上級天使と下級天使の3種類の天使をデザインしました。


バレンタインにキューピッドの天使の違いを書いたので、クリスマスに向けて天使をほんの少ぉし掘り下げてみました。
天使とキューピッドの違いはこちらに書いてます。↓



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?