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フジファブリック20周年〜THE BEST MOMENT〜

2024.8.4 

フジファブリックの
20周年アニバーサリーライブ
THE BEST MOMENTに行ってきました。

モニターもお祝い仕様


沢山のお花達
元メンバーの足立さんのお花もありました✨


FC先行でチケットを取ったので、
場所はアリーナ席の真ん中寄りでした。

主人と娘の分も取ってたけど、
諸事情により主人は退席、
娘は途中退席となり、
席を空けてしまったことは
メンバーに申し訳ないですが、
気持ちは3人分埋める気持ちで
私は参加させていただきました。

今回はサポートドラムに
伊藤大地さんに加え、
パーカッションに朝倉真司さんを迎え、
曲によってはツインドラムになったので、
いつもよりリズム隊の音が
分厚く感じました。


以下、1曲ずつセトリを書きながら、
ライブの感想を書いていきます。
途中で娘がトイレ休憩で一緒に退席し、
外で待ってくれた主人に娘を託した時間もあり、
ライブで聞けてない部分もあります。
ご了承ください🙏



〜オープニング〜


モニターから、過去のライブ映像の一部や
20周年の中で出してきたシングルや
アルバムのジャケット達が
年数を重ねるように次々と現れて
最後は全部並ぶ形で映像は終わり、
メンバーがステージに立ちました。


1.STAR

発売当初のライブで
1曲目からよく演奏されていたSTAR
フジファブリックが活動再開して
初めてのアルバムのリード曲。

まばゆい照明で
目も開けてられないくらい
より一層メンバーが輝いて見えた。

何度もこの曲のたびに
眩しいとは思っていたけれど、
今回は一生懸命目に焼き付けた。

照明に合わせるように周りのお客さんも
白のライトで曲に合わせて
手を振り上げていた。

この曲にどれだけフジファブリックに
始まりの希望を持っただろう。
2011年からライブを見てきて
当時の始まりを思い出しながら
ライブを見ていた。


2.夜明けのBEAT

間も入れずに
1,2,3!の掛け声が入った瞬間に
夜明けのBEATキター!!!となった😍

個人的にかなり久しぶりな曲。
モテキ主題歌ともあり、
STARのアルバム曲のツアーから
10周年のライブぐらいまで
よく演奏されていた曲。

この曲では間奏で山内さんが
ギターの背面弾きを披露するのが
ライブ定番になっていたが
今回も久しぶりに見ることができた。

やっぱりかっこいい✨


3.徒然モノクローム


3曲目は現在でも
定番曲の徒然モノクローム✨
発売当初は初のアニメ主題歌で
ここからフジファブリックを知った方も
数々いてるだろう。

ライブでは度々
間奏が長くなることもあるが、
今回は原曲と同じ長さで演奏されていた。

これだけ明るい曲で
行き詰まったとこが始まりと教えてくれる
元気の出る曲は他にあるだろうか…。


4.電光石火


続いて4曲目は電光石火
個人的に仕事と育児の両立に
悩んでいた時にかなり支えられた曲。
ライブで聴けて感激でした🥰

金澤さんのかっこいい鍵盤さばきを
目で焼き付けることができる曲🥰


5.プラネタリア


5曲目はプラネタリア
私が会社辞めると決めた年、
まぁかなり最近だけど…
その時にシングルで発売されて
会社で唯一信じることができる先輩だった
自分の主人にこの曲を重ねて
聴いていたこともあった。

ここまでの曲順から
なんだか私個人が歩んで来た
今までの生活と合致しているような
セトリだなとジーンとしながら聴いていた。

それほど私はフジファブリックが
生きがいで生活に溶け込んでいたんだと
思い知らされた。


6.Green Bird

6曲目はGreen Bird
今年のミザワビのライブでも
聴いた曲でもあるけど、
本当に壮大さと切ない歌詞に
ジーンと来る曲。

ただ僕のそばで微笑んで

Green Bird/フジファブリック

発売当初はこの歌詞を見て、
山内さんは誰に寄り添って欲しかったのかな…
なんて変な妄想していたような気がする。

純粋なラブソングと
捉えることは出来なかった。
独りよがりな感じもしなくはなかった。
でも切なくてジーンとしまう。
そんな曲だなぁと。


〜MC〜


いつものフジファブリックなら
「どうもフジファブリックで〜す」
みたいなゆる~い感じで
MCが始まるのだけれど、
その流れからいつもとは違う
キーボードの金澤さんから挨拶が始まった。

活動休止発表後にどんな感じで
MCをするのだろうと
ドキドキしていたけれど、

金澤さんが20周年で
区切りを付けたいと思ったこと。
それを受け入れてくれたメンバー2人に
感謝していること。
それを告げたうえで20周年のライブ
最後までよろしくお願いしますと
挨拶をしました。

このMCを聞いたことで、
金澤さんの意思は揺るがない
次のステージを見据えているんだと
それがまっすぐ伝わりました。

それを後押しするかのように
次の曲が金澤さんの心境を
示しているようでした。


7.楽園

ステージに燃え上がる炎の演出が
雰囲気を盛り上がらせてくれました。
そしていつも以上に金澤さんの姿に
釘付けになった。

僕の意思は1つ迷う余地はない

楽園/フジファブリック

この歌詞が金澤さんのMCの言葉と重なる。

金澤さんをヨイショするわけじゃないけれど、
私も会社を辞めると決めた時に
お世話になっていた尊敬する
上司に引き止められた時も、
直属の上司に辞めることを告げた日も
この楽園の歌詞のように意思は固かった。

違うステージに向かいたい人を
引き止めるなんて、不可能に近い。

やりきったことに無理矢理奮い立たせて
やるにはパワーが必要以上にいる。

それが分かるからこそ、
今では金澤さんに無理にフジファブリックを
続けてほしいとも思わないし、
本人が辛いとかそう言ってなくても、
この演奏でそう語ってるような気がした。

そして更に心境が重なるのは次の曲。


8.KARAKURI


めちゃくちゃ聴きたかった曲😂😂😂
いや、それもあったけれど…。

楽園の後にこの曲だと…
もう活動休止の意思が固いのは
痛いほど伝わる。

この曲が出た時は
私も最終出勤日まで
KARAKURI聴きまくって
残り僅か奮い立たせていたもの😭

ただ僕は祈ってる 解放の時はくると言ってくれ

KARAKURI/フジファブリック

この歌詞から後も
長い事我慢していたことを
解き放つかのような歌詞が続くから
そうとしか考えられなくてさ。


〜MC〜

メンバー紹介をしたのちに
「今日は特別な日なので
志村くんと一緒に演奏したいと思います」と
山内さんが告げて、
一瞬、茜色の夕日が来るか⁉️
と思ったのもつかの間、
私はひっくり返される。


9.モノノケハカランダ


ギターがなった瞬間に
驚きと志村さんが映る映像に
私は圧倒されながらも、
2009年のレディクレを思い出した。
メンバーは不在での映像のみのライブ。

でも、その時と違うのは、
まさかのモノノケハカランダ
志村さんの歌と映像、
そして生の演奏で!?

ロックな演奏に似合わない
ライトを持ちながら、
みんなひたすら盛り上がっていた。


10.陽炎

1曲のみならず、
次も志村さんボーカルの生演奏。

歌は音源であることは頭で分かっていても
演奏は生演奏だから、
そこに志村さんがいるように思わせる錯覚。

不思議な感覚だった。

最後の金澤さんのピアノのアウトロが
素敵すぎた😍


11.バウムクーヘン


大阪城ホールでは山内さんが
バウムクーヘンを歌って
バックには志村さんの
映像という流れでしたが、
今回は志村さんの歌声と映像で生演奏。

志村さんと山内さんは違う人なのに
歌声がたまに重なる瞬間がある。

この曲の時は何故か、
志村さんの歌声なのに
山内さんがギターを演奏しながら
歌っていたから、
どちらも一緒に歌っている気がした。


12.若者のすべて

ここ最近のテレビで出演で
若者のすべて
志村さんと山内さんが
一緒に歌うシーンも幾度と見てきたし、
山内さんが歌うのかなと思ったけれど、
今回は志村さんの歌声と映像で生演奏。

ここまで志村さんの歌声を使われて
嬉しいという気持ちも半分、
山内さんも大切に歌ってくれた曲なのに
歌わないのかな?と
寂しい気持ちもあったりして、
でも、もし志村さんが生きていたらを
想定したらこれは当たり前かと…
複雑な気持ちが何故かグルグルしてた。

たぶん私だけだろうなぁ…。
4人で演奏出来て嬉しいはずなのに
私はきっとどこかでフジファブリックに
求めすぎたかもしれない。

活動休止発表後だから
という頭が拭いきれない。

でもその分、
山内さんのスライドギターの演奏に
釘付けになった。


13.Water Lily Flower


泣きながら鼻をすすっている人が
周りにいる中、
じんわりと温かみのある
山内さんの歌声が響くWater Lily Flower

じんわり楽しみたかったけど、
娘がトイレ限界そうなので、
曲が終わった瞬間に退席しました(泣)
幸い、MCを挟んでくれていた(泣)

娘よ、よく耐えた👍
トイレに連れて行った後、
主人に連絡し、
娘を外に連れ出してもらった。


14.月見草

月見草が終わるくらいに
私は席に戻りました💦

周りの方ご迷惑おかけしました💦
くちトロンボーンちゃんと
見れなかったのが心残り。


〜MC〜



ベースの加藤さんが
カトークをしてくれました😍
諸々のカトークの説明をしたのちに、
「ところでみんな今日、何か忘れてない?」と
祝ってほしいアピールをした時には
みんな一緒懸命「誕生日おめでとう」を
叫んで揃ってなくてざわついたけれど(笑)

加藤さん「分かる分かる!でもみんな気持ちが揃ってない(笑)」

加藤さん「せーのでで、みんな“た”から始まる言葉を言ってね(笑)」の言葉で、
やっとみんなで加藤さんに
「誕生日おめでとう」を言えました✨

そして、謎掛けも✨

加藤さん「『20周年』とかけまして、
『飼ってるペット』と とく。」

金澤さん「その心は…」

加藤さん「どちらも めでたい(愛でたい)でしょう✨」

会場「ざわざわ」

山内さん「おー…?」
金澤「じわじわくるやつだね(笑)」

そんな和やかな空気が流れてました(笑)
最初の段階でゆるいMCが
少なめだったので、
このコーナーに救われました😂

そして、山内さんが
みんなの起立を求めて
後半戦の曲へ✨


15.東京


この曲は本当にかっこいい。
15周年の時は間奏に感謝のラップとか
あったのが懐かしいけど、
今回はラップなしで、
それぞれパート毎の紹介でした。

サビ前の山内さんのギターが
めちゃくちゃ大好き。
悶絶モノ。


16.LIFE

こちらもライブではおなじみ定番曲。
なんか最後にやってるイメージだったので、
なんとなく手を振りながら
腑抜けた思い出。


17.ミラクルレボリューションNo.9

ダンスの時間になりました👍
めちゃくちゃ盛り上がった🙌🙌🙌
この曲でまさかの金テープが🙌🙌
計3本いただきました✨


18.Feverman

ダンスからのお祭り🙌🙌🙌
バタアシPartyNightよりも進化して、
初めて加藤さんの振り付けついたこの曲。
それからミラクルレボリューションNo.9と、
フジファブリックもライブで
一緒に盛り上がる曲が増えたね😂

加藤さんのおてて素敵やったなぁ😍😍😍


19.星降る夜になったら

この曲も周年ごとによくやっていた曲。
きらめきが凄くて、
金澤さんのキーボードは
本当にフジファブリックの
彩りには欠かせないということが
実感できる。

蒼い鳥の製作時に
志村さんに曲を書いてと言われて
暗いのが嫌だから出来た曲と
雑誌に書かれていたのを思い出した。


〜MC〜

20周年を振り返って、
バンドを支えてくれたスタッフや
サポートドラム、エンジニア、
お客さんに感謝を述べたあとのMC。

山内さん「次で最後になるんですけど、ステージにいる僕らだけがショウ・タイムじゃなくて、皆も、ショウ・タイムは始まっているんです。帰りもショウ・タイム。明日もショウ・タイム。いちいちショウ・タイム…」

会場「ザワザワ」

山内さん「何を言ってるんだと思ってるでしょ?僕も思っています(笑)組曲になるんですが、その曲をやりたいと思います。」


20.ショウ・タイム

MCはグダグダなのはもうお決まりだけど、
歌ってしまったらかっこいいんだよな…😍

この曲もライブで聴きたかった曲。
七変化しすぎる(笑)
出だしの低音ボイスも
切り替わるキーボードも私は大好物です😍


〜アンコールプロローグ〜

Portraitのインスト曲に合わせて
フジファブリックの過去の映像が流れ出す。

フジファブリックで過ごしてきた
メンバーの青春を描くような
構成に涙が溢れてきてしまった。
そして、次の曲で私の涙腺を崩壊する。


21.茜色の夕日

富士五湖文化センターで
ライブをした時の茜色の夕日前の
志村さんのMCが流れてから
演奏が始まった。

私が心待ちにしていた
茜色の夕日

映像もなく、
ステージのボーカルマイクに
スポットライトが照らし出す。

志村さんの歌声をバックに演奏。

10周年の武道館でやっていたけれど、
行けなかった私に10年越しで
フジファブリックは
またやって叶えてくれた。

このために今回、
私はライブに足を運んだ気がした。


〜MC〜

金澤さんが20周年を振り返り、
インディーズを含めて7年
志村さんとフジファブリックをやれたことに
感謝をしていました。

そしてその流れで
今回のセットリストは志村家の方と
ファーストアルバムのプロデューサーの
片寄明人さんと1から作ったと
語りました。

それを知っていたら、
私も本編の演奏で素直に喜んでいたのに…
20周年のお祝いだからこそ、
志村さんと一緒にライブをしたかった願いが
メンバーにあったんだね。

でも、毎回することは叶わないから
葛藤もあっただろうし、
新しい音楽も届けたいしで
色々大変だったはず。

本当にフジファブリックには
感謝しかないと思った。

その後、山内さんが
山内さん「なんか今日最後みたいな感じになってますけど、11月と2月まだまだはありますよ!」と一瞬2月?会場はざわめきましたが、
なんとなく流して、次の曲に入る。


22.破顔

ただ息をする今日という日が
何より素晴しいことさ

破顔/フジファブリック

そう何気なく息をしてるだけでも、
奇跡で素晴しいんだと教えてくれる曲。
本当に壮大な曲で、
力強く背中を押してくれて、
発売当初はイヤホンから
大音量で聴いてたなぁ。

ジーンときた😭


23.SUPER!!

山内さんが
急に曲ができなくなってしまった時期に
振り絞って出来た曲。

ただ一つ確かなこと
ここで生きている

SUPER!!/フジファブリック

迷っていたことは確か、
でも生きてる限り苦労は続く。

トキメキをもっとちょうだい
飽きるほどもっとちょうだい

SUPER!!/フジファブリック

だから求めることを覚えた。

常に新しいものを求めて、
曲を作って、歌も楽器も挑戦して、
フジファブリックは常に何かを
追い求めて私たちに見せてくれた。


最後に



フジファブリックの
20周年のライブ
THE BEST MOMENTはその名の通り、
最高の瞬間を見れたライブでした。

メンバー4人と
サポートドラム、パーカッションの
最高のパフォーマンスでした。

たくさんの人に支えられながらも、
めちゃくちゃ愛されているバンド。
それがフジファブリック。

20周年続いてくれて
感謝しかありません。
それにつきます。

長々と個人的な感想を
読んでいただき、
ありがとうございました🙇


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