見出し画像

コミュニティの宗教性

『コミュニティ』を議論するとき、メタファーとして宗教が使われることが多い。
その傾向はブランディングの世界にもおよび、フィットネスサービスのPerotonは明確に『宗教をリプレイスする』と打ち出している。

宗教、それ自体は人間が本能的に求める救いや祈りをそれぞれの文化で具現化した存在だ。人が人である限り、その必要性がなくなることはないだろう。

ただ、最近仏教や神道について私なりに学んできて思うのは、一般的に『宗教』といった場合、ユダヤ教を起源とする一神教がベースになっているということだ。

ここから先は

1,523字

「余談的小売文化論」の内容に加え、限定のSlackコミュニティにご招待します!

消費文化総研

¥2,500 / 月 初月無料

「消費によって文化を創造し受け継いでゆくこと」を考えるコミュニティマガジンです。 有料マガジンの内容に加え、購読者限定Slackで議論を深…

余談的小売文化論

¥800 / 月 初月無料

「知性ある消費」をテーマに、現代の消費行動や理想論と現実的な問題のギャップについて考え、言語化しています。「正解」を語るのではなく、読み手…

サポートからコメントをいただくのがいちばんの励みです。いつもありがとうございます!