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「私が健やかでいつづけること」は、みんなのためでもあるのだから #買ってよかったもの

私は「リテール・フューチャリスト」という小売にまつわる仕事をしていることもあり、普段は個人的に使っているものはあまり大々的におすすめをしないように気をつけています。特定のブランドを応援しづらいというのもありますが、小売の裏側を知っている分、私の紹介でうっかりバズってしまったりすると、キャパが小さな会社さんだと大変な思いをさせる可能性もあると知っているので。。(この話はまた今度改めて書きますね)

とはいえ、「買ってよかったもの」を募集している立場のnote shoppingプロデューサーとしても何か書かねばなるまい!ということで、今回は「健やかであり続けるために」というテーマで買ってよかったものをご紹介します。

というのも、私はもともと体質と病気の中間くらいの持病があり、20代はそこに気づいていなかったのと若さゆえの気力体力でなんとか乗り切れていたのですが、徐々にごまかしがきかなくなり「ケア」にきちんと向き合わなければ、と思うようになりました。そしてコロナの影響もあってか今年3月頃から体調が悪化しはじめたものの、「プロたるもの体調を言い訳にしてはならない」というマッチョ思想もあり、あまり公表もせずだましだましやってきました。が、夏頃からごまかしもきかないレベルになり、地味に一度倒れたところで「私が無理をして健やかでない状態の方が人に迷惑をかけるのだ」と学び、定期の通院だけではなく日常生活からじっくり向き合いなおしています。

私はもともとワーカホリックタイプなのと「寂しい」という感情が薄く、さらに独立して以降はリモートワーク が中心だったのでコロナ前後で何も変わってないつもりだったのですが、世の中全体に不安や焦りを煽るコンテンツが増えたこともあってか、やはりストレスを受けていたのだなあと思いました。あと「寂しい」という感情を失っている人は、単に痛覚がないだけで、むしろ心身がストレスを受けていることに気づくのが遅くなってしまう分危ないのだな、というまなびもありました。特に起業家やワーカホリックなタイプの人は「痛覚を失ってるがゆえに気づかないまま手遅れなレベルになる」可能性が高いので、意識的にケアに目を向けた方がよいと思います。

令和は、「癒しへの意識が高いことこそがかっこいい」という価値観になっていってほしいなと。

ということで、2020年はいろんなご自愛アイテムに手を出してみた私が「これはしばらく使い続けるぞ!」と思っているアイテムを紹介します。

1. SHIGETAのエッセンシャルオイル

もはや私のお守りともいえるSHIGETAのエッセンシャルオイル!「ディープブレス」は何度も買い足しながら、かれこれ2年ちょっと使い続けています。5mlと小さいサイズで、3,000円台なのでアロマ初心者でも手を出しやすいかなと。私はどこにいくときも持ち歩いています。「ディープブレス」の商品名の通り、深呼吸しやすくなるアロマなので登壇前など緊張する時も事前につけて深呼吸をしています。

今年はマスクをつけている時間が長く呼吸が浅くなりがちだと思うのですが、呼吸が浅くなると肩こりや頭痛も含めあらゆるところに不調がでるので、一家に一台ディープブレス!

アロマオイルといえばディフューザーのイメージが強いですが、これは体に塗ってOKなタイプ!!!首元やこめかみ、首の裏などにつけるとアロマに全身を包まれる感覚になります。

「ボディー・マインド・スピリット」は15mlと量がやや多めなので金額もやや高めなのですが、ヨガや瞑想のとき向けなので、癒されつつも集中力も高まる感じがあるので仕事中によく使っています。

アロマは香水と違って香りを苦手に感じる人が少ないので、匂いに敏感な人がいる職場や、在宅でお子さんと一緒に過ごしながら仕事をしているときも使いやすいと思います。私は最近四六時中アロマを塗っているのでちょっと遠くからでもアロマの香りが漂うらしく、「歩くアロマディフューザー」と呼ばれています…笑

2. VOLVEのアロマオイル

アロマ続きなのですが笑、こちらのアロマはフランスの認定資格を持った調合師さんがブレンドしているので効果がすごいです…!基本的にアロマは薬効を謳ってはいけないのですが、フランスの認定資格は東洋でいう漢方の薬剤師さんに近く、組み合わせによって生まれる効能や毒性をすべて理解した上でブランドされているので、やや薬に近い感覚です。

VOLVEはまだ私も使いはじめたばかりなのですが、上記のリンクに貼った「SILENT」の効果がすごくて、お高いオイルですが薬だと思って今後も買い続ける予定。こちらも塗るオイルです。(VOLVEにはディフューザー用のラインもあります)

あくまで個人の感想なのですが、睡眠に誘う力が強いので「最近寝つきが悪いけど睡眠薬を飲むのは抵抗がある」という人は一度使ってみるとよいかも?私は夜中に急にスイッチが入って仕事しはじめたりして睡眠をうっかりわすれるタイプのポンコツなので笑、お風呂から上がったらこのアロマを首筋と頭皮に揉み込んで「寝るモード」に切り替えています。一度日中に使ったら眠気がきてそのままお昼寝してしまったので、仕事中に使うとむしろあぶないかもしれない…!

ただここのオイルは前述の通り薬にも近いので、本当はどれを使うかは体調にあわせて相談した方がよいと思います。公式HPに取扱店舗がのってないので、問合せのメールから相談する、とかかなあ。。

私はたまたまオイルを嗅ぎ比べさせてもらう機会があったのですが、「これが好きかも」といった後に不調の症状を話したら「はじめに『好き』と言われたオイルが一番症状にはあっていますね」と言われ、身体は自然に必要なものを選ぶのだなあ…と思いました。なので本当は嗅ぎ比べできるといいのだけど…!気になる方はぜひ公式に問い合わせてみてください。

3. THREEのバスエッセンスセット

 疲れが溜まりすぎて無意識に(?)THREE青山に行ったときに見かけて衝動買いしてしまったやつ。3本セット6,500円とだいぶいいお値段したのですが、「まあ1本で何回も使えるだろうし」と思って購入を決めた後に「ちなみにですけど」と使い方を聞いたら、まさかの「1本で1回分です✨」との回答

えっ、つまりお風呂一回あたり2,000円…!?

と庶民の私は瞬時に計算しておおいに震えましたが、こちとら癒しへの投資は惜しまぬ覚悟できておるので望むところよ!という武士の心持ちで無事に買いました。THREEに行って武士化した人間は初めてかもしれない。

ただお風呂に入れるだけではなくて、あがるときに1/3くらいを体に塗って、お湯で軽く流すバスオイル的な使い方もおすすめですよ〜!とアドバイスいただいたので、2,0000円を一気に使い切る勇気のない私はちまちま使っています。いつか金額など気にせず1本丸々いれられる富豪になりたい。

ちなみにこのシリーズは2パターンあるのですが、私は月のバイオリズムにあわせた方を買ってみました。PMSや生理痛が重い人でなくても女性はみなバイオリズムによって体調が左右されがちなので、時期に合わせて使うものを変えられるこういうセットは、効能以上にお守りとしての価値が高いと思います。生理前や生理中でしんどいときも、「でも今日帰ったらTHREEのバスエッセンスが待ってるからな!」と思うとちょっと元気になれる。

最近はいろんなブランドから月のリズムにあわせたセットがではじめてるので、他のものも調べてみてもよいかも。

もうひとつのシリーズは時間帯にあわせて使い方を変えるタイプなので、そちらは男性から女性へのプレゼントにもいいかもしれません。入浴剤はそこまで好みがでないし、自分で高いものを買わないカテゴリだし、なによりTHREEのこのかわいいボックスに入ってくるとすごく気分が上がる…!

ボックスの見た目は「エミング」の方がかわいいのですが、生理周期にあわせたアイテムは関係性によっては男性から女性には贈りづらいかもしれないので、その場合は「バランシング」の方をぜひ。一緒につかってもよいかも。

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あとTHREEは購入後にもらえる試供品選びもしっかりカウンセリングしてくれるのがとてもよくて、そのプロセス自体が癒しなのでぜひ時間に余裕をもって、青山のお店に行ってみてほしいです。(同じTHREEでも百貨店の店舗だとあまりカウンセリングの余裕がないかもなので)

THREEはパッケージのおしゃれさが話題になりがちですが、実はスキンケアはすべてアロマをベースにしていて、肌だけではなく体全体の不調や悩みも考慮しつつ提案してもらえるので、とりあえず不調を吐き出すという意味でもいい仕組みだなあ、と思います。とはいえ土日は混んでると難しいかもなのでできれば平日に…!リモートワークが増えたからこそ平日も行きやすくなった人もいるかなと思うので。

化粧品はつい美容雑誌のベストコスメ情報に頼りがちですが、「私」を見て、しっかり話を聞いて提案してもらえる場所は大事だなあと思います。

4.KINTOの蒸し器としても使える土鍋

もともとせいろユーザーだったのですが、竹素材の中華風せいろは梅雨〜夏のお手入れが不安で、天日干ししたりしつつも、そもそも東京の空気に晒す方が衛生的じゃないのでは…笑と悩んでいたところ発見したのがKINTOの蒸し器としても使えるお鍋!KINTO、君は本当に天才だな。

とりあえず野菜をぽいぽい入れて蒸してポン酢をかければ自炊した感じになる(?)し、冷凍ごはんも布巾やキッチンペーパーに巻いて蒸すと電子レンジでチンするより俄然おいしいです。なによりちょっとの一手間でも「やった感」がでるので満足度高い。

IHもガスコンロもどちらでもOKなので、引っ越してコンロの種類が変わっても安心…!土台は普通のお鍋なので一人鍋に使ってもいいし、友達がきたときに一緒に鍋してもいいし、深さがあるので何かを漬け込むときにも重宝しています。一人暮らしでステンレスのパットとかかさばるボウルとか持つのハードル高いじゃないですか…。でも俺は漬け込みたいんだ、肉を!ということでご本人の本意ではない使い方もしております。

あと土鍋なのでそのままお米を炊いてもよいのですが、けっこう焦げやすいので私は途中から「蒸し米」スタイルに変えました。おこわ的なあれです。

でもこれ普通のお米でやってもすごくおいしくて、こげつきも気にならないのでみんな米は蒸すといい。これは稲作史におけるイノベーションだ!!

ただ一晩水につけておかないといけないのと、30分くらいは火にかけておく必要があるので、火元からあまり離れられない辛さはあります。うちは狭いのでお米を土鍋で炊きながら掃除したり仕事したりもしてますが、お米を炊いている最中は目を離さないように!火気厳禁!!!

あと普通のせいろに比べるとKINTOの土鍋についている蒸し皿は浅いので、2人分とかが限界かも。せいろみたいに重ねられないので、同時にいろんなものを蒸すとかも難しいです。けど土台の鍋はしっかり深さもあってたくさん入るので、土鍋として使いつつたまに蒸し料理も、な使い方にあうかも。

5. SHINZONEのハイネックドレス

家で仕事をすることが多くなり、ゆったりした服をすぽっと被るだけで外に行きたい日が増えたのでニットワンピースをずっと探していたところ、丈感が一番好みだったので即買いしたSHINZONEのハイネックドレス。気づいたら全色完売していた…!

ウール100%なのですが薄手なのでもこもこしすぎず、しかし肩まわりや袖口、ウエストのデザインが絶妙なので着るだけでとりあえずサマになるのが本当にありがたい。。。あと痩せてみえる(気がする)。ちなみに私はグレーを買いました。

個人的に足首ギリギリまであるスカートが好きでもうこの3年くらいその丈感のものしか買ってないのですが、ワンピースは超ロング丈が少なくて。。。これは158cmの私でくるぶしくらいなので本当に好みどんぴしゃでした。

これを買うまでは安物のロングワンピを着ていたのですが、素材感もよくて、何より「私はいいものを着ている」という自己肯定感をご近所服で持てるのが大事だなと思いました。高ければいいわけではもちろんないのですが、やはりこのくらいの価格をつけないと元が取れないくらい人の手と思いをもって作られたものは、身につけているだけで「大事にされている」感があるので。洋服を雑に選び続けると、「私は適当に扱われてもいい人だ」と自己肯定感が下がってしまうので、ときどきはいいものを買うのもだいじです。

ただこのワンピース、素材が柔らかいからかものすごく毛玉ができやすくて…(泣)見た目にはわからないので頻繁に手入れが必要なわけではないのですが、家で着ていると床におちたほわほわの毛玉くんが子犬のようにふわふわ着いてきていたりして、「毛玉、目を覚まして。森へ帰ろう。」という気持ちになります。※森に帰すわけにはいかないのでちまちまゴミ箱へ帰してあげています。

6. ZARA HOMEのベルベットTシャツ&パンツ

今年は雑誌を見ていてもルームウェアの特集が多くていろいろチェックしては悩んでいたのですが、まさかのノーマークだったZARA HOMEでひとめぼれ。商品名は「ベルベット」なのですが、伸縮性もあってなめらかなタオル地みたいな感じ。

この素材は好き嫌いありそうなので、お店で実物を見てみてほしい…!私は触った瞬間に即決しました。

ただZARA HOMEのウェアはZARAと同じく在庫がガンガン回転していくので、店頭にない可能性も。。私もパンツの方は店頭になくてみられなかったのですが、たまたまECに在庫があったのでECで買いました。

店員さんによると今年はこの素材自体がわりと人気みたいなので、他のお店でもあるかも。私はデザイン的にもパジャマすぎないところが気に入っていて、銭湯に行くとか友達と旅行するとか、いわゆる「ワンマイルウェア」が求められるシーンにも使えそうだなと思いました。それでいててろてろで柔らかいので癒し効果もあるという…!

特にリモートワーク が進んだ今年は仕事とプライベートを分けるのが難しくなっているので、ルームウェアの延長ではなく「パジャマ」を用意して寝るときはちゃんとスイッチを変えるの大事だと思います。

7. LURRA°のお箸

厳密にいうと「買ったもの」とは少し違うかもしれませんが、京都のLURRA°に行った際にお土産としていただいたお箸を自宅でも愛用しています。レストランでの食事中に使った箸をそのまま持ち帰れるかたちなので、割り箸よりエコだし何より思い出に残るし、お箸が入っていた箱までおしゃれで、お箸のお土産っていいなあ、と思いました。

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お箸も何かいいものがほしいなと思って探していたのですが、素材や製法にこだわりが素敵なものがありすぎて逆に何を選んでいいかわからなくなってしまって…。機能にはそこまで差がつかない分、意思をもってお箸を選ぶって案外難しいなあ、と思っていたところでした。

そしてお箸なら持ち帰るのに荷物にならないので、思い出として持ち帰りやすいのもいい。これはもともと割り箸の文化があるお箸ならではの軽やかさでもある気がします。フォークやスプーンなどのカトラリーはなかなかそうはいかないというか、感覚的に万引きしている気持ちになってしまう…笑

LURRA°に行ったときの感想はツイートにもまとめたのですが、体験として素晴らしかったので、毎日使うお箸であのときの温かい気持ちや楽しい時間を思い出せるのはいいなあ、と毎日お箸を使いながら思っています。

LURRA°はなかなかのお値段なお店ですが、とてもフランクでアットホームな雰囲気のお店なので、普段高いお店に行き慣れていない人にこそ逆に行って欲しいなあと思ったりします。高いお店にいいお店が多いのも事実ですが、どうしても「提供側のこだわりをただただプレゼンされている…?」と感じるケースもあり、その形式だと場の雰囲気に慣れていない人は萎縮して楽しめなくなってしまうので…!特別な日に奮発していったけれど慣れないお店に緊張して楽しめなかったとか、失敗して嫌になったみたいな経験をしてほしくないなあと。

LURRA°は、ごはんを食べながらスタッフさんたちと話しているとその価格への納得感が生まれるので「高級店だから」と気負わず行ってみてください。そして予約をいれる前にぜひ共同オーナーの宮下さんのnoteを読んで、LURRA°の思いや仕組みを知っていくとより楽しめると思います。

お店に行った際、「最所のnoteを読んで」と言っていただけたら宮下さんとも会話がはずむかも?笑

番外編:「自分へのやさしさの育み方を学ぶ」─soar

「買う」という経験とは少し違いますが、soarへの寄付はこれまでずっとやってきてよかったなと思うことのひとつ。消費はその場、その瞬間での価値の交換ですが、「寄付」は未来の価値を見据える行為だと思います。

soarは障害や難病、マイノリティに焦点を当てているイメージが強いですが、もっと身近な「生きづらさ」にフォーカスした記事もたくさんあります。特にコロナでちょっとした不調を抱えている人が多いであろう今、その不調を自分の努力不足だと思い込んで自己嫌悪に陥っている人も多いのではないかと思います。でも体質や病気、先天的な特徴は自分の努力ではどうにもならないものなので、プロに伴走してもらいながらうまく自分と付き合っていくコツを体得していくプロセスが大事なのだと、soarの記事は教えてくれます。

人生の中で「不調」や「生きづらさ」を感じない人なんていないはずです。でもその原因は自分のせいだと思い込んでしまうと、もっと辛くなって気づいたときには「病気」や「障害」にまで発展してしまい、治療にお金も時間もかかってしまう。

そうなる前に、かかりつけ医としての「ちょっとした不調を相談できる相手」を見つけておいて、軽い不調のうちに生活改善や軽いワーク、一時的な投薬などで付き合っていけるようになるとその人のもつ本来の力がより発揮されるはずです。

最近はウェルネスに注目が集まってきたのでブランドやサービスに不調を相談できる場も機会も増えましたが、まずは医師免許や臨床心理士の資格保持者や支援団体、相談窓口などちゃんと向き合ってくれる専門家と総合的に話をした上で自分にあうものをチョイスするのが重要だと思います。soarで取り上げられている方は資格も実績もお墨付きの方ばかりなので、ご自愛の一歩目としてとてもおすすめです。

私はsoarの代表の工藤瑞穂さんとも友人なのでよく回復や人の強さについて話すのですが、人生100年時代と言われ時代がめまぐるしく動いていく中で、強い人の定義は「回復力があること」になっていくかもね、という話をよくしています。

傷つかない人、倒れない人ではなくて、傷ついても倒れても速やかに回復する方法を知っている人。そして元気なときから、回復のための選択肢をいくつも持っておくこと。

そのためには私が冒頭で挙げたような日常生活で無理なく使えるような市販アイテムだけではなく、不調に対して的確にアドバイスをくれる専門家の伴走も必要です。

社会的に意義のある仕事をしている人、影響力のある人こそ、無理をして倒れたらその分だけ社会の前進が遅れてしまうことを自覚しなければなりません。「健やかであること」、そのために「ケアに時間とお金を使うこと」は贅沢や甘えではなく、責任ある仕事をしている人にとっては義務でもあると私は思います。あなたが立ち止まってしまったら、その分だけ世界もまた前進をとめてしまうのだから。

私自身、体育会系育ちでゴリゴリのITスタートアップ社会を経てからの個人事業主なのでいまだについ「私が我慢すればどうにかなるし」「ここで諦めたらプロではないのでは」と思いつめがちなのですが、むしろプロアスリートは徹底的にセルフケアをしているんですよね。イチロー選手が代表的ですが、ストレッチをはじめとする自分に合ったケアの方法を知り、それを徹底的にやっているからこそいざというときも多少の無理が効く。長く活躍できる人ほど、自分をケアすることに余念がない人だと思います。

今、コロナに限らずBLMをはじめとする政治の問題など無意識に心身を酷使することの多い時代だからこそ、健やかでいることに対して意識の高い人が増えたらいいな、と思っています。

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そんなこんなで、年末恒例企画の「買ってよかったもの」の投稿を絶賛募集中なので、ぜひモノを軸に2020年を振り返ってみてください。下記の記事中で紹介しているお手本記事も、どれもとても面白いのであわせてどうぞ。

私のようにおすすめのアイテムをまとめるもよし、1つの商品を掘り下げるもよし、モノよりも買ったときのシチュエーションや会話にフォーカスするもよし。

形式も、文章だけではなく写真や音声、イラストなど形式は自由です。「買ってよかったもの」に投稿された写真やイラストが公式のブランドさんの目に止まってECで使われたり、公式のインスタで使っていいですか?と打診がきたり、というつながりが作っていけたら嬉しいなあ。文章も、ブランドやカテゴリで編集して、ブランドの冊子に載ったり公式ページで紹介されたりする機会につながってほしいなあと思ったり。

「買ってよかったもの」って、なんだか宝物発表会みたいで読む方もうきうきします。私もなるべくすべてに目を通せればと思っているので、ぜひ今年もみなさんの投稿をお待ちしています。

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