Twitterというメディアの面白さ
突然ですが、一番使っているSNSはなんですか?
普段使っているSNSってその人らしさがでるなあと思うのですが、スタートアップ系の人はFacebook率が高くて、フリーランスの人はTwitter率が高くて、ファッションや小売関連の人はInstagram率が高いような気がしています。
私自身はもっぱらFacebook派で、仕事でFBメッセンジャーを多用することもあって仕事中も開きっぱなしです。
大学生まではTwitterもよく使っていましたが、社会人になってチェックできる時間が減ると全くタイムラインが追えなくなり、周りの友人もあまりつぶやかなくなったことでTwitterからはなんとなく離れていたここ数年。
でも最近改めて「Twitterって面白いなあ」と思い始めています。
一番の魅力はリアルタイム検索
なにが面白いかというと、リアルタイムで反応が見られること。
私は自社サービスのオウンドメディアやSNSの運営もやっているのでSNS上での反応もチェックしているのですが、Facebookはシェア数はわかっても誰がどんなシェアをしているかがわからないんですよね。
ポジティブなシェアなのかネガティブなシェアなのか、どんな人が興味をもってくれているのか全くわからない。
その点Twitterはサービス名や記事のURLの一部をいれると、シェアした人はちろん、どんな言葉とともにシェアしているのかもリアルタイムでわかります。
自分の名前やサービス名を検索することは"エゴサーチ"といって悪いイメージをもつ人もいますが、私は自分のサービスや商品に対する意見を知るというのは絶対に必要なことだと感じています。
最近はアクティブサポートといって、SNS上でのつぶやきに対して運営者側からアプローチして問題解決しているところもありますし、記事であれば間違いを指摘してもらえることもあります。
またポジティブなシェアをしている人とネガティブなシェアをしている人を見比べることで、文章での表現の仕方や見せ方の反省にもつながります。
私は公私ともに文章を書くことが多いのでTwitter検索が面白いなと感じますが、ものづくりをしている人ならInstagramの検索も面白いのかも。
例えば自分のブランド名のハッシュタグで検索してでてきた写真に、他にどんなハッシュタグがついているのか観察すると、自分のInstagramで投稿するときの参考になりそうです。
これはハッシュタグの複数付けが当たり前のInstagramならではですよね。
同じように競合ブランドのハッシュタグで検索してみても面白いかもしれません。
口コミが可視化されるようになった今、自分に関連するワードで検索をかけて世の中のうねりを察知するのは必須スキルになりつつある気がします。
もちろん、自分の投稿だって見られている
忘れてはならないのは、自分の投稿も同じように検索され、“見られている”ということ。
有料noteなので引用はできませんが、先日の経沢さんのnoteは思わず頷くポイントばかりだったのでぜひ読んでいただきたい一本です。
最近は企業もソーシャルリスニングに力をいれているところが多いですし、スタートアップの中には自社サービスを含むつぶやきが投稿されたら自動でSlackに通知がくるようにしているところもあります。
ちなみに匿名のアカウントでも、ある程度ネットの知識がある人ならわりと簡単に個人や所属企業の特定ができるもの。
自分の発言が所属組織や企業のイメージを落としてしまう可能性だってあるのです。
でも逆に、フォロー/フォロワー数に関係なくつながりがもてるのもTwitterの面白いところ。
興味があることをつぶやいたり、あるサービスや記事をシェアすることで同じような興味をもつ人や運営者とつながることもあります。
せっかくならポジティブなつながりを作っていきたいですよね。
どんなツールだって、使い方によって文明の利器にも、自分の首を絞める凶器にもなる。
Twitterの面白さを感じながら、そんなことを考えたここ最近でした。
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