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「まなび」は、人の思想も立場も変えてゆく

私を構成する要素のひとつに『まなび』がある。
新しいことを知るのが好き。AとBをつなぎあわせて自分なりの答えを導き出すことが楽しい。
昔からそうやって自分で勝手に『まなび』を得てきたので、本を読むことはもちろん、でかけても人と話していても何かしらまなびを得ようとセンサーを全開にしてしまう。

生まれてこの方ずっと生活がまなびとともにあったのでまなぶ意味についてあまり深く考えたことがなかったけれど、もしかしてこれはある種の返信願望なのかもしれない、とふと思った。
新しいことを知り、視野を広げ、今までと違ったものが見えるようになると、少しずつ自分の内面が変わっていく。

はじめてメイクをしたりお気に入りの服を着たときに自分が変わっていくのを感じたように、新しい知識を得ることは、少しずつ『私』を変えていく。

つい最近、それを実感したできごとがあった。

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