マガジンのカバー画像

白球を追いかけて。

116
"野球"の面白さについて、女子的なきゃっきゃした視点とか突然ビジネスっぽい視点とかちょっとななめな感じからおとどけします
運営しているクリエイター

#公開ファンレター

あなたの明るさが、私をすくう

自分のことに関しては驚くほど楽観的なのだけど、なぜか人のことになるとあれこれ気を回して心…

最所あさみ
9か月前
85

理想の幕引き

人生の節目には、いつも涙がある。別れの悲しみも、祝福の喜びも。誰かの人生にひとつ区切りが…

46

記録以上に、「物語」が人を励ますこともある

私は「エース」が好きだ。 それだけ聞くと、とんでもないミーハー野郎に見えるかもしれない。…

60

「全盛期以降」を生きる

好きになった瞬間を、覚えている。 それは全盛期の残像。永遠に繰り返す甘い記憶。 「あ、似…

86

たとえ、あなたが世界を敵に回しても

自分の好きな人が悪く言われているのを見るのはつらい。私はその何倍も応援しているのに、数が…

73

エースに求められる「試合を作る」力

プロ野球には「試合を作る」という言葉がある。先発投手が前半で大きく点をとられることなく回…

91

私は誰よりも、彼の「努力」を評価したい。

プロの世界は、結果が全てだ。 どんなに努力しようと、結果が伴わなければ意味がない。 勝負の世界はよりシビアで、結果によって応援の量も露骨なほどに変化する。 勝てるチームは人気がでるし、活躍しない選手は忘れられていく。 ある意味とてもフェアで、残酷な世界だ。 結果が重視される世界だからこそ、前人未到の記録を打ち立てる人たちは「天才」の名をほしいままにする。 あの人は私たちとは違う、神に愛された人間なのだと。 さらに家族もその道で有名な人であったり、幼少期から名を馳せてきた

応援にも、何かを変える力があるのだと気づいた日のこと

「応援が力になる」なんて、綺麗事だと思っていた。 大きな声援はたしかに嬉しいものだけど、…

126

手紙の最後に、必ず書くこと

「体調には気をつけて」。 手紙の結びはいつも、この一言に決めている。 中学時代に応援して…

98

このベテランが尊い 〜2020夏〜

開幕の日を迎えるのも、これで9度目になる。 当時期待の新人と言われていた選手はあっというま…

98

プロは"気持ち"に頼らない

「みんな俺のことを語るとき "気持ち"という言葉を使うけど、俺だって気持ち以前にいろんなこ…

232

野球ファンが、おうち時間を楽しむために。 #NextBallParkMeeting

先週ベイスターズさんと一緒に開催した「Next Ballpark Meeting オンライントーク―野球を楽し…

68

オンラインだからこそできる、新しいイベントのかたち

昨晩ベイスターズさんの #NextBallparkMeeting というイベントでモデレーターを務めてきました…

111

エースが泣いても許されるのは。

「泣いていいのは、全国優勝したときだけだ」。 トップを目指すためには、泣いてはいけないと学んだのは14歳のときだった。 負けて泣いてはいけない。 一度でも負けたら、優勝することはできないのだから。 「一本取られても、絶対に下を向くな」。 これも当時教えられたことだった。 一本取られても、二本取り返せば勝てるのだから、早々に負けたような顔をしてはいけない。 もし負けてつないだとしても、気持ちだけは勝ったつもりで後ろに回さなければならない。 戦いの最中にある以上、途中