Photo by x4a4n かりん 2019.12 5 加賀 塔子 2021年9月10日 03:23 侵食 加賀塔子ふたとせの時間をかけて癒えし身にふいに水滴、今度は友が病といふ沼にひとあし沈みゐる友のましろき足首おもふ友が押しし扉はいかなる重さもつカウンセリングルームの扉病む友も歌にするわれ見えぬやう歌稿を本に挟みて会ひぬ噴水に落ちる雨粒死ぬるとは溶けあふ闇に加はることぞ日に焼けてをらむか君は 卒論と歌書き過ごす会はぬひと月 ダウンロード copy #短歌 #現代短歌 #月詠 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート