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山椒魚 北大路魯山人(648字)


久しく読書欲から離れていました。
自分にとってはnoteもほぼ読書ではあるけれど、それとは違うナニカなのです。
nakazumiさんの記事を読んだ時、この作品が読んでみたくなりました。
刺激を受けました!
ありがとうございます!
老眼なので本は避けますが、電子書籍は見つけられずに、悶々...
著作権が切れた日本文学作品を読めるソラリというアプリで調べてみても、三島の奔馬は見つけられずにさらにモンモン。


ならばと、「本棚」を開くと、北大路魯山人の山椒魚がありました。
下賤な例なれど、風俗に行ったら休みだったのでエロ本を買ってきた!みたいな。
北大路魯山人といえば、お茶漬けのこだわりについて、ウダウダ書いてた人じゃないか。
短編でもありさらっと読みました。


オオサンショウウオが保護されるようになったのはいつからなのだろう。
昭和34年当時、すでにアウトらしい。
それであんた、食ったのね。
日本のオオサンショウウオは、大陸のオオサンショウウオとは近縁種なので、実際は似たような味じゃないかと推測するけれど、サンショウオ好きにとっては、「キュー」と言う断末魔は哀れだ( ◠‿◠ )

御大は煮込む、どんどん煮込む。
何かの資料を読んだわけでもなく、「硬いから煮込む」
ほう、ソウイウモノナノデスカ。
うまいらしいのです、サンショウウオ。処理すると山椒の香りがするとか。

サンショウウオが悪食であるかどうかはわからないけれど、淡白な味であることは想像に難くない。
カエルもまたしかりである。

読書ってやっぱり楽しい。
ワクワク感はあるなー。

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