tell me something happy news

2024年。
喪中につき正月の挨拶は控え、あんまりはしゃぎ過ぎるのも違うなーなんて思っていたら、能登の地震。
埼玉の僻地までうっすらと揺れ、滋賀の実家と石川の知り合いに電話で安否確認。
自然災害に向かって無駄な遠吠えだが、せめて三ヶ日、いや真冬と真夏は勘弁してくれよ。無慈悲すぎる。

亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、ご遺族の方にお悔やみ申し上げます。
そして今も救助を待つ方が1人でも多く無事に救助され、避難所で不自由を強いられる方々が少しでも早く平穏な生活に戻れるよう、大した事はできないが、少しでも力になれたらと思う。

そして航空機事故。
海上保安庁の乗組員の方は非常に残念だが、JALの乗客が無事で本当に良かったと思う。
原因究明は必須だが、責任の追求って誰が求めてるんだろう。報道を見ていて思う。別に知りたくない。エンタメじゃねえんだから。

3日には九州で火事があり、新年あまりにもいい話題がない。

暮れの紅白歌合戦。10-FEET。
「SLUM DUNK。The Birthday。チバユウスケ!」と言い、LOVE ROCKETSのサビも口ずさんでいた。ここ数日で1番嬉しかった瞬間はこれかな。

ツネさんが逝った事で少し達観した気なっていたが、喉に刺さってなかなか抜けない小骨のように、ふとした時にチバさんの事が頭をよぎっていたが…上手く言えないがTAKUMAさんの言葉で救われた気がした。

年明けはNetflixでブラッシュアップライフを一気に観た。
普段ドラマは全く観ず映画かアニメかが多いが、評判の良さとやる事の無さで鑑賞開始。
結論として、こんなにクオリティ高いドラマがあるなら、これからはチェックしないといけないなと思った。

俳優、脚本、カメラワークなど全てが素晴らしかった。
バカリズムの脚本に対する安藤サクラさんの理解度が素晴らしい。
周を重ねる毎に友人達から離れていく。
最終的に友人にあだ名で呼ばれる事に喜びを感じる主人公に好感がもてるし、友人を救うために長い時間かけて身につけたもの全てを使うところもとても良かった。

木南晴夏さん、夏帆さん、水川あさみさんの自然な演技も素晴らしかった。
聞いた話だが、わかりやすくキャラ立てしないための衣装による演出として、幼馴染3人とも地味な服装をしていたりして、独創性溢れる設定や個性的なキャラ立てをせず、あくまでリアルを追求したという。

要は個性や独創性がなくてもここまで素晴らしい人間ドラマが作れるという事になる。
これを書いたのが芸人バカリズムという事も大きい。他の脚本家は恐怖を覚えただろう。

まだ未視聴で、NetflixかHuluのアカウントを持ってる方、損はしないので是非ご視聴を。

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