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小田原市に引越しました

2021年10月に、都内から小田原市に引越しました。東京ど真ん中からするとそこそこ距離があるので、「なぜ!?」と聞かれることも多いのですが、正直、そんなに明確な理由はありません。

明確な理由がないからこそ、自分の中にうっすらある気持ちをちゃんと書き留めておこうと思って、筆を執っています…もといnoteのエディタを開いてポチポチやっています。

そもそも小田原は地元なわけですが…

神奈川県西部に位置する箱根のすぐ隣の小田原市という場所は、自分が生まれた土地であり高校を卒業するまで住んでいた正真正銘の地元です。その上でさらに、実は20代の頃に何度か住んでいます。

僕が東京→小田原で引越したのは過去に2回あって、2008年の「リーマンショックの数ヶ月前」と2010年12月「東日本大震災の数ヶ月前」です。

で、今回も、「まあちょっと小田原にでも住むか〜、また都内に戻るだろうけど〜」ってな気持ちなのですが、いろんな人から「そっちに住んじゃったら、もう東京に住めないでしょう!」って言われています。それってなんなんだろう。僕としては2年もしたら都内に戻りそうだなって自分で思っているのですが…。

聞くと、「20代の頃はそんなこともあるけど、30代で地元に戻っちゃったらもう都内に出られないでしょう!」みたいな。何人もの人に言われたので不思議でした。たぶん、そう遠くない将来にまた東京にも部屋を借りていると思います。たぶん。

「小田原ってことは実家に住むってこと?」というのも何度か聞かれたのですが、そんなことはなく、ふつうにひとり暮らしをしています。ふつうのアパートで。パンキの効いた、いっちゃってる賃貸を探していたのですが、今回のタイミングでは見つからなかった…ので、今じゃないと思うことにしました。その分、小田原から江ノ島くらいまでのエリアの中古マンション物件を見る習慣がつきました。

お仕事は?

特に変わっていません! 都内のお仕事をください! 新幹線で品川駅まで26分、東京駅まで33分。吉祥寺方面より東京に近いのでは!?!? 感覚としては西荻窪に住んでいたときとあんまり変わりません。いつでも新幹線に飛び乗る準備ができています。18時に誘われても19時半に渋谷の居酒屋に行けます。百軒店の居酒屋に。まだ引越してから一ヶ月も経っていませんが、すでに何度も新幹線やらロマンスカーに乗って都内に行っています(さらに札幌やら京都やら松山やら松本にも行っています)。

小田原で何か事業をやるの?

というのも何度か質問されたのですが、わかりません。何かいろんな出会いや偶然が重なるとそんなこともあるのかもしれません。今はまだ具体的に考えていません。小田原・箱根・湘南エリアのお仕事はたくさんしたいと思っていますので、何かあればぜひお気軽にお声がけください!

一番変わることは何?

飲む場所が東京中心ではなくて、小田原・湘南エリア、またはどこか旅先の地方になる。ということなんじゃないかと思っています。家賃がめちゃくちゃ下がったので、これまで以上にフットワーク軽く仕事・遊び問わず全国を飛び回ろうと思います。(都内でも飲むけどね!)

ぶっちゃけ、コロナで売上が下がったから生活コストを下げるんですか?

めちゃくちゃぶっちゃけた質問してくるやん、っていう。会社の売上はこのままいくと2020年度よりも2021年度のほうが全然高い着地になります。上期は過去最高売上でした。おかげさまでございます。ありがとうございます。ただまあ、今考えても、代々木八幡の家賃はめちゃくちゃ高い

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おもしろいもので、小田原に住み始めたらなんかそれっぽいご相談をちょこちょこといただいています。小田原ならではのお仕事とか。みんなと小田原で楽しい仕事ができたらいいなあ〜。

「小田原に詳しいweb編集者」がどれくらいいるかわかりませんが、割と詳しいほうだと自負しておりますし、実際、人生の半分くらいは小田原に住んでいたわけですので、それなりに説得力があるような気もしています。自信をもってがんばっていきたいと思います。急に自分を鼓舞する姿勢。

なんか「仕事、仕事」って書いてますが、とにかく、みんな小田原に遊びに来てください! なんなら住んでください! 新幹線もロマンスカーもあるし、羽田空港にも出やすいです。「リモートワーク中心で、出勤は週に一日なんだよね〜」なんていう人には、小田原または湘南エリアは最高だと思います。ゆえに、物件も早い者勝ち。選ぶなら、今!

小田原のよさについては、以前に、SUUMOタウンに書かせてもらっています。未読の方はぜひ。

SUUMOタウンって、本当にすごい媒体なので、この記事は2017年11月の公開なのですが、それでもいまだに、たまーに「SUUMOタウンの小田原記事読みました!」って言われるんです。ものすごく長文のご感想をいただいたこともあったりして。

自然に囲まれた小田原で自分の時間をきっちりつくって、「くいしんさんの個人的な文章読みたいんですけど!」というみんなからの期待を無視することに慣れてしまった自分を律し、飲み会はそこそこに、仕事もバリバリやりつつ、文章をたくさん書こうと思います。何度目の宣言かわかりませんけども。

結論、言いたいことは、「お仕事は変わらずだよ〜」と「小田原・真鶴・二宮・湘南エリアあたりに住みたい人は相談してよね〜」の2つでした。おしまい。

いただいたサポートは次回作への資料を購入する資金にしたいと思います!!