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iRobot社の丸いアイツがやってきた

アイツ近影


そう、ルンバがやってきた。母の唐突な気まぐれによって。ロボット掃除機というものに多少の憧れはあったようだが、いきなり買うとは思っていなかったので驚かされた。モデルは876という中間に位置するもののようだ。

実際に使ってみると、高さのある障害物の前ではスピードを緩めてソフトタッチで接触するが、低めの障害物だと遠慮なくガッと当たっていく。(それで倒れるようなものは今のところない。)壁や障害物にぶつかっては旋回を繰り返し、なんだか同じところばかり掃除している気がするなあ…としばらく目を離していると、いつのまにか別の部屋に移動していたりして感心する。しかしそれくらいできなければこれほどの人気は出ていないだろうし、当然のことか。

ひとしきり掃除をし終えると自分でホームベースに戻ってスタンバイ状態になるので、そこでダストボックスを開けてみると結構な量のゴミが取れている。人間がやる場合数分で終わらせてしまうところを数十分かけて掃除しているからこそ、より多くの埃が取れるのかもしれない。一体どれほどの猫の毛が落ちているのか、恐ろしい…。

とりあえずタイマーをセットして1日1回自動で掃除するようにしているのだが、セットした時間になるとルンバから起動音が鳴り勝手に動き出して掃除を始めるのは、なかなかの近未来感がある。スマートホームっぽくてカッコいい。しかし扇風機などの丸みを帯びた段差に乗り上げてジタバタしている様はカッコ悪い。

またルンバといえば猫が乗ることで有名、らしい。

現段階ではウチの猫どもは新入りに対して様子を伺っているようであり、積極的に近寄ったりはしないものの、走って逃げたりもせず自分に近づいてきた時だけ歩いて離れたりしている。さっきホームベースでスタンバイ状態のルンバに乗り、起動させてくれた子がいたのだが迂闊なことに慌ててストップさせてしまった。動いているところに乗る姿を見れる日が来るのかはわからないが面白そうなので期待している。ただ寝静まっている夜中に起動させるのだけは勘弁な!

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