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自分の視野や器を広げるには…制限を取る:留学と海外の経験

今朝のLIVEでお話したんですが、最近旅をしながら働くことが出来てしかも農家さんや地方の商業施設のお手伝いが出来るというサービス(?)を発見し、行ってみたいなと思っています


甥っ子との会話

今大学3年生の甥っ子が旅したいと言っていたので、こういうのどう?ってそのお手伝いのサイトを見てもらいました

そうしたら『同じ部屋に知らない人とか無理』、とか『汚ないところは嫌だ…』などと言っていたので、わたしの大学留学中の話をしてみた

始まりはオーストラリアのホームステイから

初めて海外に行ったのは18歳の時で大学の交換留学でオーストラリアにホームステイをしに行きました

その時は飛行機の機内のcoffee or tea?も聞き取れず、仕方なくwaterと答えたりしていました(笑)
もともとものすごい潔癖症だったわたしはグラスに唇を付けることが出来ず、唇の下をコップにつけて変な飲み方をしていました

それがホストファミリーのお家とても広くベッドルームが6つぐらいあって、バスルームも3つ、プール付きの平屋でとてもきれいだったんですが、家の中は靴だったんです(当たり前ですが)
当時汚く感じて裸足になれる場所がありませんでした

その後また何回かオーストラリアに戻ったのですがその時はお家をシェアしていました
ただ何度もオーストラリア人と喧嘩に…
勝手にひとを呼んでパーティをされるのがうるさくて苦手で、家に帰ったら静かにしたかったのにいつもひとが来て騒いでいたので毎回喧嘩になりました
あまりにも毎日なので最後は折れてすっかりなれて誰がルームメイトなのかさっぱりわからないぐらいいつも知らないひとが家にいましたw

アメリカの大学

その後アメリカの大学に行ったのですが、全然正確の違う寮のルームメイト2人を経て、外国人(アメリカで外国人というとアメリカ人以外みんな)がお家を借りてシェアするようになり、3人とか7人とかで住んでいました
性別も国籍もバラバラで、時々そこにアメリカ人が入ったり、スウェーデン、マケドニア、ラトビア、フランス、スペイン、シンガポール、香港などなどごちゃまぜでした

食べ物もみんな違うので家の中がいつも謎の匂いに包まれていて、言葉は当然ごちゃまぜ、時々どれが英語でどれがスペイン語なのかわからなくなったり、選択の仕方とかお祈りの仕方とかシャワーの時間とか、約束をしたときの遅れ具合が1時間だったり2時間だったり翌日だったり、文句をいうポイントや、お礼の言い方、挨拶の仕方もキスだったり毎回握手だったり、ハグだったり、あまりにもみんなバラバラなので、この人は何人だからこれとかがお互い覚えられなくなり最後は全員みんな何でも良くなりました

恐怖の洗い物…

恐怖の家の中で一番問題だったのが洗い物の溜まった水が入ったままの流し…
臭い池の中にお皿とカトラリーがなくなるまで全部その中に残ったご飯や炭酸飲料に混ざって詰め込まれていました

わたしは自分の分だけ食べたらすぐに洗ってカゴに入れていたのですが、洗うとすぐに誰かが使ってあっという間にお皿がなくなるw

意を決してその謎に濁った何が入っているのかわからない食べ残しがぐちゃぐちゃに混ざった油の浮いている池の中に手を突っ込んで水を抜いて(恐怖の瞬間)中身を露出し、何人かで我慢してひたすら洗い物をしました

なぜかわたしはいつも係のようになって、時々ブチ切れるということを繰り返していましたが、誰も気にせずその状態が永遠に続きましたw
なので、日によって違う人の首根っこを捕まえて今日は君と言って無理やり一緒に洗い物をしてもらいましたw
くじ引きにしたときもあるけど…

お風呂とかトイレとか…

お風呂場バスタブの中でシャワーを浴びてバスタブの外はまた靴だし、髪の毛とか謎の液体とかでぐちゃぐちゃのお風呂でしたし、トイレなんて拭かずには座れない感じでした…w

アメリカのわたしがいたところのトイレは全然良いほうでフランスとかイタリアとかはどこに行っても当たり前のようにペーパーも便座もありませんでした

潔癖のわたしはしばらくトイレとお風呂を見て途方にくれていましたが、途中から何でも良くなりましたw

ベッドを靴で乗る問題

ベッドの上も友達が普通に靴で上ってくるので(よくベッドの上で相談に乗ったり映画を一緒に見たりしていたので)気にするのもやめたし、何だったら時々自分でも布団の上を靴で上がるようになりました

郷に入っては郷に従えですw

そのおかげで今ではどこでも寝れるし、泊まれるし、汚いとか気にならなくなり、人のすることも気にならなくなりました

こうして何も気にならない人が出来上がる

こうしていまのわたしが出来上がっていったので、今ではほとんど何も気にしないです
人の態度も気にならないし、人の言うことも気にしないし、衛生って何?みたいな感じw

コロナ禍の日本で何かのハイブリッド(オンラインとリアルの)セミナーのお手伝いをしたときに、声が拾えるようにマイクをおいていたのですが、わたしがマイクを話している方の近くに置いたら、別の方に人のノートの上にものを置くなんて失礼だって怒られました…w
このくらい無神経になってますw

うちは誰がいても驚かないセルフサービス

多分だいぶ麻痺しているので気遣いやおもてなし一切してない気がします
ひとがうちに来ても冷蔵庫の中から好きなように飲み物とか出してもらってますし、基本セルフサービスで何でも使って良いし気にならないです

突然人が来ても気にならないし、何だったら泊まってても気にしないです
ただ汚くても文句言わないでねッて感じw

無神経な自分の出来ること

ここまでの無神経な自分になれるとどこでも生きていかれるので当然旅しながらお手伝いにハードルはないです
何でも出来るし何も気にならないので嫌悪感もありませんw

ただ甥っ子の反応を聞いて、そう言えば普通の日本人だったらそういう反応なのかも…って思い出しました。

ただなんとなくそういう潔癖な部分とか、ひととの関わりに苦手意識を持つと機会喪失につながったり、新しい世界を知るすべがなくなりつまらない気がするし、何よりも視野や器を広げる妨げになるだろうなって思います

マイルドな体験を積み重ねる

海外に行って急にそんな経験をする必要はないと思いますが、キャンプするとか、ビーチで寝るとかしてみたら段々慣れていくのかもしれないです
あとはそのあたりにいるひと(知らないひと)に挨拶してみるとか、隣に座ったひとに話しかけてみるとか…

ちょっとずつ普段自分のしないことを増やしていくと少しずつ広がっていくんじゃないかな?って思います
なによりも自分が楽になりますし、出来ることが増えて楽しくなると思います
こんな風に自分の制限を取ることが出来るよっていう1例でした

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