長く使える=丈夫ではない
大きな家具が欲しいとき、なにを重視しますか?サイズ?値段?部屋の雰囲気と合うか?
私は「不要になったときのこと」を重視します。買おうとしている家具が不要になったとき、別の用途に転用できるか?粗大ゴミで捨てるか?分解して捨てられるか?
できる限り汎用性の高いものが欲しいのです。使い方が変わったときは、自分で好きな形が変えられるようなものが欲しい。なにかあれば簡単に調整できるものが欲しい。私にとって長く使えるものは、そういうものなんです。
そうなると市販品では望みのものがほぼありません。当たり前です。こんなわがままな要望が揃ったもの、あったらそれは奇跡です。そうなると自分で作るしかないのです。
DIYは趣味ではありません。自分が欲しいものを手に入れるための手段です。塗装や組み立ても簡単なものしかできないので、難しいものは全て外注します。
そういった経緯で我が家のリビングには、ディアウォールを使った大きなデスクがあります。
カットや塗装するスペースもなければ技術もないため、楽天で塗装済みの木材を購入し、図面を送付。細かい部品は近所のホームセンターで購入し、全部で約6万円程度で出来ました。
ディアウォールには、ロイヤルのチャンネルサポート(ガチャ柱)をつけることで可変棚にしています。棚板の奥行きも種類を増やすことで、用途に応じて位置を変えられるように。
天板をディアウォールの木材の大きさだけ凹のように削っているので、壁ギリギリまでデスクとして使えますし、少し余裕を持って削ってるので隙間に配線を通すことも出来ます。
また構造上、手前に体重をかけると2×4材が前に倒れてしまうため、現在はラブリコの脚を2ヶ所つけてハイデスクとして使用していますが、子が小さいときは、クランプ式の脚をつけてローデスクとして使用していました。
かれこれ3年間、毎日使っていますがこれは使い勝手が良くて気に入っています。まだまだこれから先も用途に応じて形を変えたり機能を拡張しながら、ずっと使い続けていくつもりです。
※天板や棚板などの詳細の図面や、部品の品番が知りたい方は以下を参照ください。
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