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UFO と 宇宙人

子供の頃から、UFOを何度も見てきた。

友達に話すと相手にされないか、小馬鹿にされることを何度か経験したので話す相手を選ぶ(興味がありそうな人にだけ)ようになった。

初めてUFOを見たのは小学4年生の時で、自宅の窓の側に寝転んで空を見上げていたときだった。2階の窓べりは腰の高さの壁で、その近くに寝転ぶと外からは自分が見えず、空だけを見ることができたので、暇があるとよく空を見上げていたのである。

よく晴れた青空だった。
銀色に光るの細長い物体が目についた。
最初は、飛行船だと思った(最近では見ることがほぼ無い飛行船だが、当時はよく見る存在だった)

1970年代『GOOD YEAR』の飛行船は日本でも珍しくなかった

目を凝らして見ていたが、なんだか様子がおかしい。
飛行船ならゆっくりと移動するのに、空中に静止していた。
しばらく見つめていると、驚きの光景をまのあたりにした。

飛行船と思っていた銀色の物体から、小さな円盤がたくさん飛び出してきたのである。その数は7〜8個くらいだったと思う。

直感的にUFOだと確信した。
母船から小型のUFOが飛び出す瞬間を目撃したのだと。

家族や友人に母船から飛び出すUFOを見たと話したが、信じてもらえなかった。夢でも見ていたんじゃ無いかと・・

いまから半世紀近く前の記憶なので、あれが本当の事だったという確信が持てなくなりつつある。がしかし、あまりに衝撃的だったので、その光景はいまでも鮮明に脳裏に焼きついている。

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その後、しばらくはUFOらしきものを見ることは無かったが・・

10代後半に兄と大阪湾で夜釣りをしていたときのこと。
通称『一文字』と呼ばれる渡船で渡る防波堤で釣りをしていた。

誰もいない真っ暗な堤防で、兄と別行動で違うポイントを探ってみることにした。堤防は延々と長く、数キロにも及ぶという話を聞いていた。

ヘッドライトを頼りに黙々と歩きながら釣りをしていた。
渡船の迎えの時間を考えて、2時間ほど釣りをして元の場所に帰ればいいと思っていた。チヌやシーバスを狙っていたが、なかなか釣れなった。

魚の反応の無さに嫌気がさして、ぼんやり大阪の夜景(街並み)を見ていたとき・・

夜景の上空に、複数のオレンジ色の飛行物体がジグザグに飛び回るのを見た。明らかに飛行機やヘリコプターでは無い(ドローンは存在しない時代である)数分間、飛び回るのを見ていた。UFOに間違いないと思った。

釣りを中断して、兄のいる場所へ向かい『オレンジ色のUFOを見た?』と尋ねたが、釣りに集中していたらしく見ていないという。

大阪市内の上空をUFOが飛び回っていたので、翌日の新聞には絶対載ると思っていたが、どこにもUFOの記事は無かった。結局『あれは何だったのだろう』UFOに間違いないと思っていたのに・・で終わってしまった。

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高知県 室戸市の星空

12年前に高知県に移住してから『満天の星』に魅了されて夜空を見上げることが多くなった。

流れ星は、日常的に見る(日に2〜3個は普通・最高16個見た)
火球(一生のうちに一度見れたらいいと言われている巨大な流星)は、10年で3回見た。その内のひとつは、満月の真下をキラキラとした星くず(長い尾っぽの様な光線)を携えて、ゆっくりと流れていく大きな火球だった。

スターフラッシュ(正式名称は不明)と呼んでいる、一瞬だけ光る明るい星(光線)もよく見る。インターネットで調べてみたら、静止流星という自分に向かって流れてくる流れ星だという。しかし、そんなに頻繁に見れるものでは無い。僕は週に数回見ることもあるのだ。

明るく一度だけ光って終わり。音もなく移動もしないし、点滅もしない。
飛行機なら、光に遅れて音がするし、赤色の点滅があるのが普通である。
人工衛星も何度か見たことがあるが、明らかに違うと断言できる。

本当のところは分からないが、何かしらの『良いサイン』だと解釈して、見た後には星に向かって手を合わせるようにしている。その一瞬に、その方角を見て、流星やスターフラッシュを見れること自体が奇跡というか、有り難いことだと思うから・・

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テレビ東京の『世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル』という番組の『高知のUFOミステリー』で、高知県のUFO目撃者のひとりとして出演した(11月20日(月)放送分)

TVer で視聴できます(12月中頃まで)↓

高知県 東洋町の白浜海岸にて(筆者撮影 2022年)

画像は、目撃したというより偶然写っていたというものだが、今年(2023年)見たUFOについても番組内で語っているので、興味のある方はご覧ください。

PS:その昔、喋り方が『中島らも』に似てると言われたことが何度かあったが、『そうかなぁ..』と思っていた。今回のTV取材番組を見ていて『らもさん』みたいな喋りやなぁ〜と我ながら思いました..(笑

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若い頃、まわりの大人に『新人類』とか『宇宙人』などと言われたことがあった。度々UFOを目撃するのは、もしかしたら、ほんとに宇宙人なのかもしれません。家内がよく言うように、もうすぐ母船が迎えに来るのかも。。

(了)

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