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スモールミュージック主義

聴衆に感動を与える手法として、
圧倒的な歌唱力
今までにない演奏力
物語が綴られているような歌詞
斬新で多くの人が感動を覚える編曲

色々道はあるのかもしれないが、
現実的にこちらには手持ちがない。
(現実的にできるものがない)
修練は続けていくが、
今現在、歌唱力 演奏力など
聴衆を感動させる想像がまずできない。

そして感動させるという方向を
あきらめてしまい、
「私が楽しければよいんです」
という対外用の鎧のような理屈に
自分すらも騙しながら、

「こうした方がもっと良いんじゃない」

など 大小様々な批評に向けて
「私はプロじゃないので・・・」
「でも儲けとか考えていないので・・・」
「私がやりたいことやってるだけなので・・・」

など 本気じゃありませんよと言い訳をする
そのくせ発表の機会があれば、
見てほしい気持ちはある。

見てくれぇぇと言いながら、
批判はしないでください。
私に嘘だお世辞だとばれないようにだけ
褒めてください。

いやぁなんとも我ながら我儘意見であると思う。


ここで、もう認めようと思う。

「下手なんですが、もっと色んなことができるようになりたい」

そこで、何もできない状態 歌も下手 演奏も下手
ストレートな勝負ができない状態の勝利への作戦

それが、

「スモールミュージック思想」

こちらは勝敗を決定的に決められるものがない場合
小技を重ねて、総合力で勝負する思想

まずはコード進行から曲を作るオーソドックスなスタイル
譜面に進行を書いていくが、
ここでは単純な4の倍数にならないように組んでいく。
8+8+8 のABサビ進行ではなく。
9+4+12 など変拍子やブレイクなども使っていき
少しずつ予定を外す。
そして同じコード進行はなるべく用いない。
(4小節のコード進行を2回繰り返すとかは避けます)
ワンコーラス中にV7は一回だけしか使わない。
留保してはぐらかして、ここぞというときに、
V7をドーンと入れ込む。
コード進行は1小節に1個のコードしかでないという進行が、
続かないようにする。
コードが変わってくリズムもABサビと変えていないと、
曲調が単調になるケースが多い。
メロディを作っていく際は、
アウフタクトで入るのか?オンビートになるのか?
それとも休符の次にメロが来るのか?
この選択がどれか一つの歌いやすいもの
だけになる事をさける。(これは無意識だとやりやすい)
短調な印象になりやすい。
メロディの音域がある程度広めにとれているか?
サビなのに盛り上がるはずなのに、ABと同じ音使いだと、
どこで盛り上げていくのか?わからない印象になる。
最高音と最低音の音の開きが狭すぎず広すぎず、
適正は歌いやすさも重視すると1.5オクターブが
仮の目安ラインかもしれない。
メロがある程度固まったらコールアンドレスポンスが、
出来ているかの確認
できていなければ、キメやコードで、
またはどのパートでレスポンスするか?
(間違っても誰も主張のない瞬間はないようにする)
そしてそこまでできたら2コーラス目から間奏やブリッジ
エンディングやCメロを作るか検討する。
2コーラス目のAメロは単純に1コーラス目の
メロを歌詞変えただけは避ける。
できればメロディは違うものにしても良い。
そこで2コーラス目Bメロに戻る。
あとはAメロを半分の小節にしたり、
そうすることにより2コーラス目の存在価値が出て、
コピペ感は薄れ、脱単調も期待できる。
まだまだあるが、これを作業を惜しまず、
小技を連続させ、飽きさせない工夫をしていく。

大事なのは自分の実力を冷静に分析し、
把握して小技を綺麗に重ねていくことで、
勝利への道筋を探す。

まずは自分の無能ぶりを冷静に
受け止めなければならない。
しかし修練は継続していく。

最近はこの思想です。

是非よろしくお願いします。



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