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スポーツとバンドの差異

私の職場にはゴルフを趣味とする人が数人いる。
雑談の中でゴルフの話を聞くが、それを聞いていると
バンドを趣味とする私は羨ましく感じたりすることがある。
おそらく考えても全く意味がなく、解決策などは浮かばなない
類の思考で、他人の庭の芝は青く見える現象を、やっかみながら
楽しみたいだけなのかと思います。


ゴルフとバンド

まず ゴルフ仲間は一緒にコースを回ります。
1ラウンドの中で、自分の理想的なショットが出るかもしれない。
ミスショットもあるかも知れない。
各人が各人のスタンスで楽しみ、終わった後はプレイの事をテーマに
歓談もできるし、あえて本日のプレイをテーマにしなくても良い。
各人がどのスタンスでプレイしようが自由である。
練習だって必要でないと思ったらしなくたって良い。
技量差があるプレイヤー同士でラウンドしたって
技量のあるプレイヤーにかかるストレスも少ないだろう。

バンド仲間は一緒に演奏をします。
1ライブの中で、自分の理想的なプレイが出るかもしれない。
ミスもあるかも知れない。
各人が各人のスタンスで楽しむことが、
簡単には成立しない。
演奏中のミスを少なくしようと思っている人もいれば、
ミスは絶対なくなるわけではないので
本番のミスに関しては追及しない人もいる。
終わった後はプレイの事をテーマに
歓談もできるが、歓談というよりは反省や次のステップに繋げたい人もいるいやいや とりあえず終わったから、打ち上げれば良いんだって人もいる
あえて本日のプレイをテーマにしなくても良いという人もいれば、
バンド仲間はバンド仲間なので音楽以外の活動は共にしないという人もいるかもしれない。
各人がどのスタンスでプレイしようが自由である。
自由であることは間違いないし、合法だし 道徳から逸れてはいない。
しかし スタンス違いの人と中長期活動を共にするのは、
少なからずストレスになる。
練習だって必要でないと思ったらしなくたって良い。
確かに悪い事ではない。
練習しなければ何が楽しいのか理解できない人もいる。
技量差があるプレイヤー同士で演奏したって
技量のあるプレイヤーにかかるストレスも少なくないだろう。


ここで一つ思いつきました。
チームプレイのスポーツならバンドと似てるのでは?
野球はどうでしょう?

野球とバンド

まず 野球仲間は一緒のチームで試合をします。
1試合の中で、自分の理想的なプレイが出るかもしれない。
ミスプレイもあるかも知れない。
各人が各人のスタンスで楽しみ、終わった後は試合の事をテーマに
歓談もできるし、あえて本日の試合をテーマにしなくても良い。
各人がどのスタンスで試合しようが自由である。
練習だって必要でないと思ったらしなくたって良い。
技量差があるプレイヤー同士で試合したって
技量のあるプレイヤーにかかるストレスも少なくはない。
野球の試合は勝敗があるので、負けても野球が楽しめれば良い人もいて
勝てるように努力していかなくてはダメだと考える人もいるだろう。

おお バンドはチームプレイ 野球もチームプレイ
チームプレイにはやはりモチベーションの違いや目標の違いで
同じような人間関係の難しさが出るのかもしれない。

チームプレイであり勝敗がつかない

しかし 少し考えてみると、
野球の試合に勝敗はつくが
バンドのライブや作品にはっきりとした勝敗はつかない。
ここが難しい・・・
野球になれば
「負けたくないので練習してくれ、考えてくれ」
という理屈に対して、受け手は
練習するか、しないかの二択だが
バンドになると
「もっと素敵な作品やライブをしたいから
           練習してくれ
                 考えてくれ」
に対してやるかやらないの二択の中に
「そもそも素敵なライブや作品はもうできてるよ!」
と言われると反論ができない。

バンドや音楽などの芸術的なものは
チームプレイであり、勝敗や数字で結果ははっきりしないので
そこがどうしても難しいし、面白さでもあるのだなぁ








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