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42才初婚、結婚の辛酸を舐める~僕が料理する理由~

夜遅くなる日を除いて、ほぼ毎日夕食を作っている。

看護師として忙しく働く奥さんのためでもあるが、それは料理をする理由の半分。


もう半分は、、、、


○やれるだけ、やってみよう



SMAPの“セロリ”という名曲がある。

その当時高校生だった僕はSMAPが歌う姿を見て、この曲をカラオケで歌ったら女子ウケ良いかもと安易に思っていた。

歌詞の意味もよく考えずに。

この曲は山崎まさよし作曲なのだが、まさに男女の応援歌だ。

歌詞の本分は

「多少の文化の違いは受け入れよう!だって好きで一緒にいるんだから。それにセロリがダメってめっちゃ可愛いじゃん」だ。


でもね山崎さん、この歌詞ズルくないですか。


“セロリがダメ”ってパクチー同様、食べなくても責められないし。

これがピーマンやニンジンが苦手なら、とたんに子どもっぽ女子の出来上がり。

セロリは絶妙に誰からも文句のでない野菜なのだ。

そんなわけで、セロリを食べられいないくらいで“やれるだけ頑張ってみよう“と大仰に言うやつの気がしれないと思っている。


だがしかし、


これが生命に関わることならば、話は違ってくる。


僕の奥さんは、賞味期限を全く気にしないのだ。

賞味なら食べられるじゃん!とお思いの方、ものには限度ってあるんです。

8年前のソース(開封済み)が、冷蔵庫から出てきた時は震えました。


そんなわけで、僕が料理をするもう半分の理由は自分の命を守るためなのです。


そして今もそのソースは冷蔵庫に眠っています。

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