サッカーにおけるハイプレスのメリット、デメリット

サッカーでは自陣の深い位置で守るときと、自陣の高い位置で守る、ときが存在します。今回はハイプレスのメリット、デメリットについて私が考えた事を述べたいと思います。

ハイプレスという戦術は、現在ではリヴァプールやトッテナムでも取り入れられています。このメリットとは何でしょう?

メリット
・相手のゴールに近い位置でボールを奪うことによってボールを運ぶ手間が省ける
・自分たちの攻撃の時間が長くなる。

このメリットの一つ目に関してはビルドアップが苦手なチームに対して有効です。足元がうまくない選手や立ちが良くないと相手のプレッシャーを感じたときにボールを前方に蹴りだしたり、奪われる可能性が高いです。
また、自分たちがビルドアップがうまくない場合も活用できます。ハイプレスを行うことで、相手のゴールに近いところでボールを奪える=ビルドアップを行う必要ない。自分たちがビルドアップを行うことで自陣で奪われる可能性も低くなる。ということがメリットであります。
しかし、ハイプレスはかわされたときに守備陣形が整っておらず、ピンチを招きます。

デメリット
・かわされた場合自陣に広大なスペースがあるため下がりながらの対応になる→カウンタ―のような形、マークにつくことが難しい

・ハイプレスが連動した動きをしなければボールを奪うことができない→体力の消耗

などのデメリットが存在します。チーム全員でハイプレスを行うときにどこに追い込むのか、どこでボールを奪うのかという決めごとをチームで理解し、そのためにはどのようなプレスをかけなければならないのかということをチームに染み込ますことが重要です。

ここまでハイプレスにおけるメリット、デメリットについて述べてきました。海外サッカーやJリーグを観戦するときに自分の応援しているチームがハイプレスを行っているのかまたは相手が行っているのか、ことを注目してみればもっとサッカーが面白くなるのかもしれません。

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