「新社会人のサバイバル日記:時間の価値と無意識の力」

 三回目の投稿となる。本日も充実した一日にしていきたい。新社会人生活が始まり1か月と半日、長いようであっという間な感覚である。一日一日は長いのだが、振り返ると短いという感覚は誰しもが経験があるだろう。この時間というものは有限であり、ある哲学者は「人間は生まれながらに死刑である」との言葉を残している。これは「死」に向かって誰もが、カウントダウンが始まっていることでもあるが、その認識は万人が持っているわけではないだろう。私は「死」から考えることが、自身の生き方を決定づける大切な要素であると考えている。兎にも角にも、若いうちに苦労を重ねながらも、多々経験できることは血肉となり、キャリアを開いていく上でも重要になるだろう。私自身、肝に銘じて参りたい。常に「あなたはどこをめざしているの?」と自問自答繰り返し、律していくことも時には必要であろう。

 さて、仕事で多くの先輩方と関わるようになってきた。尊敬できる方々が多く、とても良い人が多い印象である。その職場に従事する限り、環境で人間は変化していくと考えている。つまり、先輩方は自身の将来の姿とも言えるのであろう。一つの判断軸として参考にしつつも、常に一つの価値観に過ぎないことも頭に入れておきたい。

 最近読んだ本で、「無意識」に関する驚愕の事実があった。人間は3つの意識があるとされ、①顕在意識②潜在意識③無意識だという。顕在意識に働きかけをしているのが潜在意識であり、潜在意識に働きかけているのが無意識である。つまり、無意識を成功しているに人の思考に書き換えることが、思考・習慣を変えることに繋がるとのことであった。これは単なる知識で捉えるのではなく、思考によっては結果が出ないことを表しているのだと思う。例えば、健康になるために運動習慣を始める、お金がほしいから副業の勉強を始めるなどは結果が出ない典型例だという。脳は複雑な処理が苦手である。「健康になりたい・お金が欲しい」という思考は、現地点で「健康ではない・お金がない」と脳は認識してしまい、そうなるように脳はプログラムするという。それが結果的に現実に表れるというから厄介である。これは無意識的な「思い込み」も当てはまる。よく見られるのは成功者に対して、「それはおまえだからできたのであって、一般人は参考にならない」と聞いたことがあるのではないか。脳は自分はできないと認識し、プログラムする。だからできない。考えてみればなんともシンプルなフローチャートであるからこそ、気づかない。これはどんなことにおいても言い換えることができるだろう。

 最後に一つ。自分自身が「さらに」成長できるように、「さらに」信頼を構築できるように、「さらに」充実するように、さらに進んで参りたい。
習慣で人生は変わる。

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