～IPO準備企業向け～セキュリティ対策オフラインイベントの様子をレポート
はじめまして！
株式会社サイバーセキュリティクラウド（以下CSC）事業推進室の吉田です。
私たちCSC事業推進室では、様々な外部パートナーやIT事業者と関わりを持つ中で、勉強会・セミナーの開催や、セキュリティに関連するトピックスなどをお届けしています。
そこで今回、より多くの皆さんに私たちの活動を知っていただく為に、noteをはじめることにしました。
今回は初めての投稿ということで、先日行われたオフラインイベントの様子をお伝えします！(*'ω'*)
セミナー概要
IPO準備中のスタートアップから上場企業も参加
今回はIPO準備中の企業様向けに、上場準備におけるガバナンス強化・サイバーセキュリティに関する基礎知識や、実例を交えながらの具体的な対策方法等についてお伝えしました！
オフラインだからこそできる、CFO倉田による実際の上場準備体験談としてのセキュリティ対策における生々しいお話などもありました(^^)/
登壇者プロフィール
サイバーセキュリティクラウド 取締役 CFO/公認会計士 倉田雅史
大学在学中に公認会計士試験に合格し、2013年より監査法人に入所。
上場企業の監査、上場準備支援、内部統制構築支援、財務アドバイザリー等に従事する。
2017年 株式会社サイバーセキュリティクラウドに入社。
取締役CFOとして2020年3月に東証マザーズ（現東証グロース）へIPOを達成。
太陽有限責任監査法人 パートナー/公認会計士 吹上剛
2007年太陽有限責任監査法人に入所。
2019年より日本取引所グループに出向し、上場審査に従事。
ガバナンスの状況や内部管理体制等、幅広い観点で企業の審査を担当
現在は太陽有限責任監査法人のパートナーとして、上場会社、IPO準備会社の監査に従事。
IPO一般論について
IPOのメリット
上場スケジュール
IPOにおける関係各社
取引所における審査の流れ
審査項目
上場に伴う費用
上場までの株価の推移
事前のアンケートでは、上場準備におけるセキュリティについて、何から手を付けて良いか分からないという意見が多くある中、上場スケジュールや上場審査に関するガイドラインをもとに、上場準備のなかで求められる対策などについて解説いたしました。
特に、新規上場申請時に必要となる「新規上場申請者に係る各種説明資料」に関しては、その中で記載が求められているガバナンス・セキュリティに関する要求事項がこの数年で大きく変化していることが解説され、みなさんすごく興味深く聞いていただき、クローズのオフラインイベントならではの質問も沢山いただきました。
実被害と対策内容についてのリアルな実情話
昨今では多くの業種でサイバー攻撃被害のニュースが出ておりますが、その中でも、上場前後での各企業における実被害の事例についてもご紹介しました。サイバー攻撃被害に着目した事例は、皆さんにとっても触れる機会が多くないため新鮮な内容が多かったようです。
また、CSCの上場体験に基づいた弊社CFOによるガバナンス強化のお話に加え、元東証審査担当・監査法人のパートナーの観点から解説をいただくことで、上場準備企業における対策の実情と、審査担当・監査側のチェックするポイントをそれぞれ赤裸々にお伝えすることができました。
ディスカッションでは以下のテーマについて活発に質問がありました。
・上場審査の提出資料で、サイバー攻撃対策に関する記載はどの程度の
どんなレベル感で求められる？
・上場審査において審査担当者が本音のところで見ているポイントは？など
セミナー後は懇親会も実施
セミナー終了後には立食形式での懇親会も実施しました(^^)/
懇親会の場ではガバナンス対策に関連する広い質問や相談も多数あり。
参加者同士での情報交換も活発に行われ、セミナー参加者の皆様からは満足度の高いセミナーであったとお声を頂きました。
こちらの記事をご覧の皆様で、ガバナンス強化の一環としてのセキュリティ対策に不安がある方は、是非お気軽に弊社までご連絡いただけますと思います。
今回は、IPO準備企業向けのセキュリティ対策セミナーを初めて開催しましたが、今後も様々なテーマでセミナーを実施していきますので随時レポートします！
お楽しみに！(^^)/
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