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ツインレイは臨死体験とともに~タントラマンへの道(第124話)

TM:そうか。絶対に居るはずだと信じていたツインレイだけど、まさかこんな出会い、再会が用意されていたとはなぁ!
神様が「全然、僕の好みのタイプじゃない女性」をツインレイとしてセッティングしていなかったのはありがたかったよ。
神様は、僕にはそのような試練は乗り越えられないだろうってお見通しなんだろうな、ありがとうございます!(笑)

蘭:その代わり、その試練はTMさんじゃなくて、わたしの方に与えられたみたいね!(笑)

TM:なるほど! それは申し訳ない!(笑)
いやぁ~、ホントに、それでいいのか?

蘭:うん。これでいいのだ!(笑)

TM:あれ? でも、ちょっと待って。
僕は心臓の手術をする前までは、イケナイ女にイク体験をさせてあげるお手伝いを、希望者に対して施術するってことをやっていたんだけど、
その時点では早漏だしEDだったから、彼女たちとはセックスそのものはしてなかった、というか出来なかったハズなんだけどなぁ。

蘭:でも、どうしてわたしとの時は何も問題ないどころか、性の達人になれるんだろう? って不思議なんでしょう?(笑)

TM:もしかして、本当に相性の良い定められた相手、具体的には、ツインレイとだけ上手く出来るっていうことにされちゃってるのかな?

蘭:それだったら、わたし個人的には嬉しいけど、そうじゃないのよ。

TM:じゃあ、どういうことなんだ?

蘭:本当のことを話すと、今はね、TMさんが思ってる「今」じゃないのよ。
そして、ここはね、TMさんが思っている「ここ」でも無いの。
そうね、「未来」だとか、「パラレルワールド」といったところかな。
SFみたいでしょう?

TM:うん。否定するつもりはないな。そもそも全ては『空』だって言うんだから、何があっても不思議ではないんだし。

でも、これまで蘭ちゃんに話してきた過去の話は全て時系列通りなハズだけどね。
時系列が途切れたというのか、記憶が途切れたとするなら、やっぱり心臓のバイパス手術の前後ってことになるな。

蘭:手術の直後のこと、覚えてるでしょう? 
特に、性に関連することなんだけど。
確認のために詳しく話してみてくれる?

TM:うん。目が覚めた直後は、脚が全然動かなくて、下半身不随になったのではないかってものすごく不安だった。でも、それは日にちが経つにつれて治って来たから良かったんだけど。
でも、安心したのも束の間で、次に、それはもうめっちゃショックなことが起きたんだった。

心臓に移植するための血管を脛の横や太腿から採取したんだけど、その後遺症で太腿が腫れて内出血を起こしたみたいで、その腫れが陰茎と睾丸にまで押し寄せてきたみたいでさ。
睾丸は痛むし、陰茎は海綿体は委縮しているのに包皮は分厚く腫れあがって色も黒く変色してしまって、仮性包茎状態になってしまってさ、
ペニスの外見は、まるで切り株を布団でくるんだみたいになってしまったんだ。
要は、太くて短くなって皮が被ってしまい、しかも、睾丸がひどく痛むので椅子やベッドに座るときも股間に圧力がかからないように半ケツ状態にしないと座れなくなってしまってね。

蘭:うん。そうだったみたいね。それでだいたい合ってるわよ。

TM:なんだか全て知ってるような口ぶりだね?

蘭:うん。まぁ、今は気にしなくて良いよ。どんどん思いだしてみて!

TM:で、もちろん主治医にも相談したんだけど、心臓血管外科的には手術はうまく行ったので、太腿の傷や陰部の腫れに関しては日にち薬で様子を見るしかないって言われてさ。
で、どうしても改善されなかったら泌尿器科案件になるって言われただけで。
でも、多分、病院側の都合なんだろうけど、結局そのまま退院することになったんだ。

確かに日にち薬的なところはあって、少しずつ腫れは引いてきて、形状も元通りになったんだ。
色は黒くなったのだけど、これに関しては黒光りしてるみたいで迫力が増した感があったから、どっちかと言えば嬉しかったんだけど(笑)。

でも、一方では大問題が発生してしまったんだよ。

つまり、全く勃起しなくなってしまったんだ。
それまではED気味だっただけなので、全盛期にははるかに及ばないものの、不満ながらも勃起はしていたんだ。
でも、今回は全く反応しなくなってしまってね。

脚の傷周辺の皮膚感覚も失われていたことの原因に関しては、
血管採取時に神経を傷つけてしまった可能性があり、その場合は完全に元に戻ることは無いって言われてたんだ。
なので、もしかして、勃起に必要な神経回路も何らかの要因で麻痺してしまったか切断されてしまったのかだろうか? って不安になったものだよ。

蘭:不安って言うより絶望に近かったんじゃない?

TM:そうだよ。やっぱりお見通しなんだな。

蘭:うん。だって、ツインレイなんだもん♪
わたしね、手術中からずっと見てたんだよ。正確に言うと、見てたんじゃなくて知ってたって言うか分かってたって言うのか、どっちにしてもTMさんと繋がったのよ。

TM:ホンマかいな?

蘭:TMさん、臨死体験したでしょう?
でも、死ななかったよね。
死ななかったのはなぜ?
その時、何を思ったかも覚えてるでしょう?

TM:そうだね。まずは母親と愛犬ええねん♪より先に死ぬことは出来ないって思ったよ。
それから、まだやり残していることがあるっていう思いが湧きだしてきたんだ。それと同時に、地球の遥か上空でふわふわと金色に輝いている存在として浮かんでいるのを感じていたんだ。思いだしたって言う方が正解かな?
でも、とてもリアルに感じたよ。
で、隣にはやっぱりふわふわの存在が一緒にいたんだ。
そして、その存在と再会するまでは絶対に死ねないって思ったよ。
ってことは、隣にいた金色のふわふわの正体は、、、

蘭:そう。それがわたしだったの。
TMさんが臨死体験をしていた時、わたしは眠っていたんだけど、夢を見たの。今回の人生ではまだ会ったこともないけど、再会を約束している大切な人だってわかる存在が発している魂の叫びみたいな声で呼ばれている夢。
だから、何とかしなきゃっていう思いが募ったの。

で、わたし、なかなか腕の良いアニマルコミュニケーターなんだけど、
その頃、アニマルコミュニケーターの間で、あるワンちゃんの話題で盛り上がったの。この話はこの前したわよね?

TM:うん。それはハッキリ覚えてるよ。
でもさぁ、蘭ちゃんと出会った時には、僕は早漏もEDも克服した上で、氣や性エネルギーも自在に使いこなしていただろう?
EDに関しては、更に悪化して、勃起が完全に不可能になって絶望していたハズなんだけどな。
いったい、どういうことなんだろう?
まさか!?

蘭:そう! そのまさかなの!






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