わたしのおんがく!

あたくし、沢山音楽を聴きますけれど、かなり曲種がバラバラでへんてこ。それにはワケがありまして…。
今思えば主に、両親とおじいちゃんおばあちゃんの影響の傘下にモロにあるということなんですね。


小さい時は両親が夜遅くまで仕事だったので祖父母の家にいる事が多かった。お泊まりなんかする時、決まっておばあちゃんの部屋に布団を敷いて寝ていましたの。

畳と障子のある小さな部屋なんだけど、当時マンションに住んでいた私は、おばあちゃんの家に泊まる時はなんだかこの和室の部屋が不思議な雰囲気というか、不気味というか、ちょっと怖かったのね。

おばあちゃん家は広い庭が広がっていて、桜の木も植っている。おばあちゃんの部屋からは庭が丸見えで真っ赤な木の実をつけた木とかがみえてさらに不思議なかんじ。

布団に入るとおばあちゃんは子守唄の代わりに必ず井上陽水をながしたのよ。

おばあちゃん井上陽水大ファン。
アルバムが2枚ぐらいあって、私はなんだか落ち着かなくて、眠れなくて、そのアルバム終わるまでずっと聴いていた。

わたしは小学生ながら井上陽水のことを認知して、歌詞カードがなくても完璧に歌えるまでになりました。




おじいちゃんはウォークマンをいつも持ち歩いていて、その中にはたくさんの音楽が入っている。

お絵描き好きだった私は「ウォークマン貸してー」と言っていつも借りて、音楽を聴きながら絵を描くのが好きだった。


ウォークマンの中には演歌もあればジャズもあって、昔のポップスなんかも入っていた。

山口百恵なんかはそこで全部覚えましたのオホホ。

それをずーーーーーっと何時間も聴いていろんな音楽を体に染み込ませながら絵を描いていたのを覚えてる。


ちなみにおじいちゃんはお気に入りの曲があると夜に私を庭に連れ出して、桜をライトアップ(このライトは父が勤めている照明の会社のもの)。その下でキャンプの椅子を出してスピーカーからおきにの音楽を流す。主に「酒と涙と男と女」か「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」だった気がする。尾崎豊も好きだったかな?



私含め孫が4人いるので孫が全員集合した時は音楽を大きなスピーカーで流しながら夕食を食べていたような気がする。

特に盛り上がるのはサンバ。



後半へ続く。

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