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スペイン美術展(三重県立美術館)

三重県立美術館で開催されていた、「長崎県美術館•三重県立美術館コレクション−果てなきスペイン美術拓かれる表現の地平」に行ったときの感想です。

中世の宗教画からピカソやダリ、ゴヤ、そして現代アートまで…スペイン美術が盛りだくさん!
素敵な作品ばかりでじっくり見て理解したいと思いつつも頭がついていかず、お腹いっぱいでした😵
よくよく考えると、普段行く展覧会は一人のアーティストもしくは一つの時代やテーマに絞っているから、こんなに幅広い年代、アーティスト、テーマを扱った展覧会はなかなかないんですよね。
5つのテーマに分かれて展示されてましたが、1つ目「宗教」では、中世の板絵に始まりバロック時代のムリーリョの絵、そして現代アート…と時代を超えた展示がされていて、次のテーマではまた時代もテーマもリセットされて…という感じ。

スペインの歴史を知っていたらもっと楽しめたかも…と勉強不足を残念に思いつつも、たくさん刺激を受けました。

好きだった作品は、
・聖ヨハネの板絵(ゴールドの背景に細かな穴で表現された模様が好き←語彙力💦)
・ダリの「海の皮膚を引き上げる…(以下略)」(海を皮膚のようにつまむって!なんて発想!!)
・ミロの「アルバム13」(なんだろう…ずっと見ていられる。癒されました❤️)
・ホセ・マリア・シシリアの蜜蝋を使った作品(花々の作品もミツバチの巣の作品も、蜜蝋のクリーム色と素材感が良い味をだしてました)
・ナバーロの歩哨都市(アルミの四角い箱や円柱等を並べて都市を表現した作品。工場のある活発な都市を思わせつつ、アルミの素材感に静けさを感じました)
です。

すごくボリュームたっぷりで充実した展覧会でした😀こんなにスペイン美術を観る機会はなかったので、すごく楽しかったです!!

このほか、常設展と植松永次さんの「土と火」展、三重県総合文化センターで開かれていたニキ・ド・サンファルさんの展覧会も行ったので、また書きます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

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