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ニジイロクワガタの魅力

先日、「ニジイロクワガタは冬を日本の越せる」という記事を投稿しました。

今回は、ニジイロクワガタ飼育の魅力をまとめます。

※成虫飼育を前提としています
※ブリードのことには今回は言及しません


美しさ

まず、何より見た目です。

ニジイロクワガタという名前だけあって、色彩が鮮やかでとても綺麗です。

色彩にこだわりをもつ玄人の方々で、累代管理でグリーンやレッドの強い血統を作っている人もいらっしゃいます。

光の明かり方で、陰影が違ってみえたり、異なる色に見えたりと、表情豊かです。

角(ツノ)も、根本から前に行くに従って、だんだんと上方に曲がっていきます。

反比例のグラフのような形状で、真横から見ると一瞬、カブトムシの角にも見えます。

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寿命

長いと2年くらい生きてくれます。

しかも先日記事にしたとおり、冬場も部屋の室温が10度を下回らなければ生き延びてくれるケースが多いです。

もしヒーターや温室、空調での温度管理ができる方なら、さらに長生きする確率が上がると思います。

つがいで購入した場合でも、あえてオス・メスをペアリングせず、それぞれシングルで飼育していると、長生きする確率が高い印象です。

ストレス耐性も高く、リビングなどの騒音がうるさい環境で育てていても意外に大丈夫です。

そこまで気を遣わないでも長生きしてくれるのは大きな魅力だといえます。

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適度な大きさ

大きすぎず、小さすぎずのサイズです。

メスでは3センチ程度ですし、オスに関しても2020年の飼育環境下におけるレコードサイズは68.6mmで7センチにいかないくらいです。

出典:『BEKUWA 77号』むし社 2020年11月20日発行 

お手頃価格の個体で、オスが5センチ超えのつがいで3000円くらいでしょうか。

大きすぎるとケースサイズやゼリー消費量に悩むことにもなりますし、小さすぎると見栄え感に欠けると思われる方もいるかも知れません。

そういった意味では、かなり良いサイズなのではないでしょうか。


行動パターン

落ち着いている傾向にあります。

オスは大暴れせず、比較的一箇所(ゼリーのところ)にとどまっている傾向が強いです。

メスはそれなりに動き回ることが多いように思いますが、国産カブトのメスなどと比べると可愛いものです。

落ち着いているということは、体の大きさの割には、小さめのケースで管理することができるということです。

小さめのケースで飼うことができるということは、それだけ世話の手間を省くということにも繋がります。

管理性の高さも魅力の一つでしょう。

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安全

オスのツノに挟まれたときでも、『めっちゃ痛い!』くらいですみます。

何回か挟まれていますが、血が出たことはありません。

別の種ですと、例えば外国産ヒラタに挟まれた場合、血が出たり、骨にまで影響があるケースもあります。

そういった意味では、子供が触っても比較的安全といえるかもしれません。

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おわりに

美しく、寿命も長くて育てやすく、適度な大きさで管理性の高いニジイロクワガタ。

観葉植物などとともに、お家時間の充実のお供としていかがでしょうか。

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