防人のうた

安物の酒 なみなみと
明日をも知れぬ 我々の
心安らぐ ふるさとの
旋律胸の 奥深く
妻子のためと 言い聞かせ
命一つを 盾として
散っていくこと 昔から
砂上の月は 細長い

涼州詞 王翰
葡萄美酒夜光杯
欲飲琵琶馬上催
酔臥沙場君莫笑
古来征戦幾人回

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