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あなたの普通は他人にとっての長所

こんにちは、スティーブンです。

7月の頭に書いた記事で、転職活動を始めたことについてふれていましたが、この度めでたく内定をいただき、10月には新しい会社に入社することになりました。

本格的に転職活動を始めたのが6月末、内定が出たのが7月下旬だったので、結果として本格的に活動していたのは約1ヶ月程度となりました。
よく転職活動には約2~3ヶ月程度かかると言われているようなので、それと比べるとだいぶスピーディーに話が進んでいったことになると思います。

その分、7月は怒涛の1ヶ月となり、片道2時間のフル出社をこなしつつその合間に面談やら試験やらをねじ込むというのは肉体的にも精神的にもかなりの負担にはなりました。(このあたりの詳細はまた改めて記事にしたいと思います。)

さて、今回は私が転職活動中に出会って、心に残った言葉を紹介してみたいと思います。

私自身30代なかばにして初めての転職活動ということもあり、この期間は不安な日々が続いていました。
その中で色々な人からアドバイスを貰ってきた中で、個人的に救われたと思ったフレーズを共有することで、同じように転職に不安を抱えている方の参考になればと思い、今回の記事のテーマとさせていただきました。


タイトルの言葉は、以前にQUEST全員で受講した外部コーチングサービスの中で、カウンセラーの方に転職について相談した際にいただいた言葉です。

転職活動を行う際には、自己PRの作成が必ずついて回ります。
しかしその一方でこれを非常に苦手としている方は多いのではないでしょうか。かくいう私も大変苦労しました。

転職活動においてアピールできる自分の長所というものを考えたとき、「これまでの仕事の中で培ってきた専門的なスキル」や「成功体験から得た学び・気づき」などを元に考えるのが一般的だと思います。

しかし、大半の人はそのような経験もなければ、ことさら人より優れたスキルを持っていない、と考える人がほとんどなのではないでしょうか?
私もそのように思っており、これまでのキャリアを振り返ってみても人に誇れる長所や経験などは何もないのでは、と考えてかなり不安になりました。

そのような相談をカウンセラーの方にしたところ、「自分が特に苦もなくで当たり前のようにできることは、他の人にとっては必ずしもそうではない」という言葉をいただきました。

例えば私は、自分が新しく取り組む仕事や興味を持った物事についてはとことん追求して調べてから取り組むという傾向があります。

これはスタートの段階から間違えたくないとか、できる限りの情報を集めてテーブルに乗せてから物事を考えたいということでもありますし、単純に新しい知識を仕入れるということが好きだから、ということでもあります。

ですが、この話を人にすると必ずしも同意を得られるばかりではありません。「とりあえずやってみてから考える」とか「そもそも調べ物が嫌い・苦手」という人もいますし、「なにごとも自己流でやる」という人も中にはいました。

私自身は何かを始めるときには事前に調べてから取り組むということは当たり前のようにやっていますが、調べ物が苦手だという人から見れば確かに長所と言えるかもしれないと、このとき初めて気が付きました。


とはいえ、自分では当たり前と思っていることを改めて意識することは、自分一人だけだと難しいと思います。

その場合、家族や友人または職場の同僚などから、よく褒められることを思い出してみてください。
例えば「いつも元気にあいさつしているね」とか「資料を作るのが早くてきれいだね」とか、自分自身は「そんなのできて当たり前でしょ?」と聞き流してしまうような言葉にヒントが隠されているものです。

もし思い当たらないようであれば、以前に紹介したjobgramような性格診断テストなどを受けてみるのもいいと思います。

このような形で自分の長所を見つめ直すということは、転職活動などに役に立つということだけでなく、自分という人間がどのような人間なのかを知る上でも必要なことではないかと思います。

ぜひ皆さんも、自分が当たり前のように行っていることについて一度考えてみてください。そこに、自分とはどのような人間であるのかのヒントがかくされているかもしれませんよ。

合同会社QUEST スティーブン


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