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「やる気スイッチ」押せてる?自分を動かす気持ちの作り方

こんにちは、合同会社QUESTのトムです。

前回の記事では、成長を加速させるためのスケジュール管理方法についてお話させていただきました。

ざっくりと、周囲よりも早く成長するためには効率的に時間を使いましょうといった内容だったのですが、わかっていてもやる気が起きないときが皆さんにもあるかと思います。
例えば、学生時代にテスト勉強しなくてはいけないのに掃除を始めてしまったり、掃除をしなければいけないのに昔好きだった漫画が目に入って読みふけってしまったりと似たような経験をしている人も多いのではないでしょうか。

今回は、どのようにすれば自分を動かすことができるかについて、私の経験や聞いた話をお伝えさせていただきます。
「何かやりたいと思うもののなかなか始められない」「始めたところで三日坊主で終わってしまう」といった人の参考になれば幸いです。


モチベーションが上がるのを待ってはいけない

これは知っている方も多いかと思いますが、何かを行うというときにモチベーションが先立つことはありません。
「今はやる気が出ないからモチベーションが上がるまで待とう」とすると、ずっと動けないままになってしまいます。

このように言い切ると「過去にやるべきことを後回しにしていた経験はあるが、最終的に行動することはできた」という意見もあるかもしれません。もちろん、実際に経験されたことなので行動があったこと自体を否定することはありませんが、実際のところ、きっかけはモチベーションではないと思われます。

ポジティブ要因とネガティブ要因

そもそも「やる気」とは何でしょうか。
大まかに、モチベーション(内発的動機付け)とインセンティブ(外発的動機づけ)に分類できるかと思います。
モチベーションは夢ややりがいなど自分の中に要因があるのに対し、インセンティブは報酬や評価など自分の外側の要因になります。
その他にも、自分の外側の要因には、プレッシャーなどネガティブなものもあります。(先の「後回しにしたけど最終的に行動できた」というケースは往々にして、プレッシャーなどのネガティブな要因かと思います)

ちなみに、本記事では『自分を動かす』ことを目的としているので、その原動力がポジティブでもネガティブでも優劣をつけることはありません。人ぞれぞれ当てはまりがいい方法は違うと思いますし、絶対の正解はないからです。
とはいえ、一般的に言われていることは、ポジティブな要因は瞬発力はないものの持続力があり、ネガティブな要因は瞬発力があるが持続力はないということです。それぞれ特徴があるので状況にあわせて使い分けることもいいかと思います。

自分の動かし方

某テレビCMでは「やる気スイッチ」なるものを押すことで勉学に励むという描写があります。現実には残念ながらそのようなスイッチはないのですが、行動を起こす際には「切り替える」という動作が大きな役割を持っているかと私は考えております。そのためにできることを何点か紹介いたします。

・まずやってみる

冒頭で「待っていてもモチベーションは上がらない」と言いましたが、それに対する解決策は「まずやってみる」ことだと言われております。
小さくてもよくて、例えば読書をしようと思ったら「本を開く」などとことんハードルを下げることを意識します。本を開けば1行程度読みますし、1行でも読めばそのまま数ページくらい読み進めるものです。
これは人間の脳が「本を開く」という動作に対して「モチベーションが沸いた状態」と誤認し、動作がトリガーとなってモチベーションが上がることにつながると言われております。

・場所を変える

2点目は、単純ですが場所を変えることです。
「自宅よりも喫茶店の方が集中できる」など経験はないでしょうか。これは「脳の認識が定着している環境」から移動することで頭を切り替えられるのだと考えられます。例えば、自宅は「オフの環境」だと脳が認識しており集中しにくく、他の環境に移動することで集中しやすくなるなどがあるかと思われます。

・目標を立てる

最後は、目標を立てることで意識を変えるという方法です。
将来の夢などの目標があると、長期的なやる気につながります。また、期限を設定し周囲に宣言することで外発的動機づけの要因にもなります。例えば、「望ましいシナリオ」と現状の「なりゆきのシナリオ」が描けると、ポジティブな要因とネガティブな要因が両方あるため、非常に強い動機付けになります。
簡単なことではありませんが、チャレンジしてみる価値はあると思います。

おわりに

自分の動かし方について、いくつかの方法を紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか。上記は私が取り組んでいる内容であって、世の中にはもっと色々な方法もあるかと思います。もしおすすめの方法があればコメントなどで教えていただければ幸いです!



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