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創作活動の背を押してくれたSさんの話

昨日アップした「みんな元気!」ですが、聴いてくださった皆さん、ありがとうございます!
noteでは、こんな感じで短めの曲を、また上げていけたらと思います。
合作、みたいなこともできたらいいなぁ。


さて。

自己紹介のようなものを書いた中で、Sさんが気にかけてくれていた、ということを書いたのですが、感謝の気持も込めてここで1本記事にしたいと思います。


Sさんとは、しまむらさん。

僕はしまさんって読んでますが、島村秀行さんです。
本名出していいのかって言う方もいるかもしれませんが、本人が思いっきり本名を出してるので大丈夫だと思います。
正確には、名前の後ろに「~~v」がついてます。「ちるちるぶい」ですかね。

僕が創作活動の表舞台からフェードアウトして、20年くらいになるんですが、しまさんはずっと続けており、同人活動で出した作品の数は、なんと200を超えています。

その頃から現在にかけて「大江戸宅急便」というサークルで、精力的に動いてらっしゃいます。
話し好きで、人柄も良くて、とっても面白い方です。

「大江戸宅急便」
http://ooedo.jp/

「大江戸宅急便」は僕が創作活動をしていた頃のグループ・・って実際はグループでもなかったんですが、便宜上そう呼んだほうがいいのでグループの「クエルフ」の、実質的な後釜です。もちろん今は独自の路線で活躍されています。

実は「大江戸宅急便」の協力のもと、4月に昔の作品のリマスターCDを作っていただき、BOOTHでも通販していただいてます。
視聴用の動画もありますので、ご興味あれば。
http://ooedo.jp/presented/oemm-0206.htm


ここからは、ちょっと昔話。

しまさんと知り合ったのは、もう25年も前の話です。
知り合う前から名前は知ってました。当時の創作活動の拠点だったパソコン通信(草の根)の「ゆいNET」で見かけてたからです。

音楽の話ではなく、犬だか猫だか拾ったんだけど、誰か引き取ってくれませんか的な投稿をしてたのが最初かな?

その後、同じく草の根パソコン通信の「YUTA-NET」を通じて絡む機会も増えて、そこで知り合った仲間や、別のサイトで知り合ったボーカルさんたちと、音楽活動をしていました。

その頃は若くて、いろいろアホなこともしてましたが、それは追々機会があれば書くとして、、まぁいろいろあって僕は創作活動の場から離れていくのですが、年賀状のやり取りはずっとやってました。

「クエルフ」時代の創作が、今の創作活動の原点だ、とずっとおっしゃってくれていて、年賀状だけでなく、数年に1度「そろそろ音楽やりませんか」と手紙を送ってきてくれたりしてました。

僕自身、音楽活動を「やめた」とは思ってなかったけど、年月が経つと昔のようにはいかない。
環境の変化で昔の機材は使えなくなり、前のように音楽のフレーズが「降ってくる」こともなくなり・・・

「趣味は作曲です」と、お世辞にも言えない、おじさんになりつつありました。


コロナ禍に、何度目かの。

そして今年、、何度目かの「そろそろ音楽やりませんか」が届きました。
昔の曲をリマスターしよう!今ならいい音にできる!と。

なぜか「あ、これ、たぶん最後だな」と思いました。実際そのつもりだったかはわかりません。
コロナ絡みで時間があったことも影響したのか、重かった僕の腰が動きました。

昔は、コンピュータでの音楽活動は「DTM」と呼ばれてました。
デスクトップミュージック、ですね。

今は「DAW」って呼ぶんですね。
あ、今もDTMはDTMか。DAWは「DTMをするためのソフト(機材)」のことですね。
そんなことすら、知らないくらいの浦島状態でしたが(笑)

DAW、買い直しました。
安いものだけど、モニター用のスピーカーも買ったし、作業用にサブディスプレイも買いました。


で、4月にCDを作ってくれるのにあわせて、しまさんは僕の曲をリマスターしてくれていました。
彼の凄いのは、先程書いた200近い作品、全部保存してあるんですね。

3月には、しまさんと、これまた旧知の仲である「たにみちNON」さんと久しぶりに会いました。
CDに収録するよもやま話みたいなものを、録音するためです。

しまさんと会うのは13年ぶり、のんさんと会うのは・・・ん?22年ぶり!?

録音しながら昔話をしてたんですが・・すごい。自分のことでもないのに、当時の記憶力がすごい。
僕が忘れてることまで覚えてる。

20年以上創作活動をしてて、いろんな方と出会い、別れ、多くの作品を作り上げてきて、その中で、昔のことなんてとうに忘れててもおかしくないのに・・昨日のことのように語りだしている。

僕もそうだったけど、やはりあの頃は「青春時代」だったのかもしれません(笑)
そして、僕が創作活動から離れたことを、本気でもったいないと思ってくれた、そんな数少ない人のうちの、1人。
それがしまさん。


彼なくして、もう1度、音いじりをしようかな、とは思わなかったでしょう。
ずっと、連絡をくれた。そして、背中を押してくれた。

それが、しまさんです。


そんなしまさんに、自分が曲を書いて、歌ってもらう日が、そう遠くない将来こればいいな、と、思っています。

なお、タイトル画像は記事途中にも書いた、しまさんが4月に作ってくれた僕の楽曲のリマスターCD(右)と、僕の好きな、しまさんたち製作の「ロンサムライフ」。他にも色々作っていらっしゃいますので、ご興味あればアクセスしてみてくださいね。

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