見出し画像

【株式投資】3分で銘柄を調べる方法

こんにちは。MAKOです。
今日はいつも私がやっている超簡単な銘柄分析方法について紹介します。

「twitterで見たあの銘柄を調べたい」
「仕手株を高嶺掴みするのを避けたい」

こんな人にはとてもためになると思います。
※ちなみに初心者向けの内容です。

①株探(かぶたん)にアクセスする

私は知らない銘柄があったら、まずは株探(かぶたん)で調べるようにしています。

まずは右上の「銘柄検索」で調べたい銘柄を入力します。

ここでは今話題の「6619ダブルスコープ」を調べてみましょう。
ちなみに、株探では名称が省略される場合があります(例:ダブルスコープ→WSCOPE)。
賢い検索システムなので迷わないと思います。

②銘柄の基本情報を見る

銘柄が表示できたら「株価」→「基本情報」→「概要」で何をしている会社なのかを調べましょう。
ダブルスコープはEV向けバッテリーの部品製造メーカであることがわかります。

最近の株価上昇理由がだんだん分かってきましたね。

③株価情報を見る

次は「株価」→「株価情報」から「時価総額」と「売買代金」を調べます。

時価総額(ざっくりした見方)
①100億円以下  :仕手株の可能性有り
②500億円以下  :成長株であれば仕込み時
③1000億円以上:機関投資家が入っている

売買代金(時価総額で割って流動性を調べる)
↓売買代金÷時価総額×100[%]
①1%未満  :流動性低い(仕手株の可能性有り)
②5%未満  :流動性適正(上がる理由がある)
③10%以上:お祭り状態(高値掴みに注意)

ダブルスコープは以下となります。

時価総額
③1000億円以上(1652億円)
流動性
③10%以上(20%)

機関投資家による資金流入後、個人投資家が集まってお祭り状態となり、天井が近い可能性があります。

※基本的に初心者は以下は避けましょう。
・時価総額100億円以下
・流動性1%未満
・流動性10%以上
高値掴みで大損する可能性を避けられます。

④決算を見る

次は「決算」→「通期業績」から「売上高」と「経常益」を調べます。

売上高
年々増加しているのが望ましい。
※50%成長ならかなり優秀な成長株
経常益
売上が伸びているなら赤字でも良い。

ダブルスコープは年々50%成長を続けており、今年度は経常益が黒字になっています。
先行投資(赤字)が終わって収穫時期(黒字)にフェーズが移行して株価が上昇したようですね。

なので今後、50%/年の成長の維持と黒字確保が出来なければ株価は急落する可能性があります。

⑤株主を見る

最後に「大株主」から株主構成を見ます。

大株主は誰か
ガバナンスを確保しつつ、トップダウンの迅速な経営をするには20〜40%程度を創業者(CEO)が保有するのが望ましいです。

ダブルスコープは崔CEOが8%しか保有していておらず、最大株主ではありません。
2019年は11.73%で最大大株主でしたので、この3年間で増資した可能性があります。

銀行と証券会社なので大株主とはいえないかもしれませんが、最大大株主の立場を失ってまで増資をしているならは、個人的にはネガティブな印象を受けてしまいます。
※あくまでも憶測のため、もう少し調べる必要がありそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

株探だけでも銘柄のかなりの部分を調べることが出来るのがお分かりいただけたでしょうか。
株を買う前に①〜⑤を調べるだけでも、損失する可能性を大幅に減らすことができます。

是非お試しください。

P.S.
スキ&フォロー頂けると励みになります。
良ければTwitterもフォローお願いします。

サポートは創作の励みになるだけでなく、無料記事の継続投稿による読者拡大にも繋がります。もし私の記事に共感頂ける裕福な方がいらっしゃればご協力頂けると助かります!